「安定してるけど、どこか物足りない」
「このまま今の職場で定年まで働いて、本当に後悔しないのだろうか…」
「もっと自分の力を試してみたい。でも挑戦するのは怖いし、失敗したらどうしよう」

きっと、あなたも一度はそんな気持ちを抱いたことがあるはずです。
そしてその感情を胸の奥にしまい込み、日常業務に忙殺されていませんか？

僕もまさにそうでした。だからこそ、僕は真剣に伝えていきたい。
そう思い、この記事を書いています。

15年間、東京都庁に勤め、社会的信用と安定を得ながらも、心のどこかで「このままでいいのか」と自問自答していました。
周りからは「順風満帆だね」と言われる生活。だけど、自分の内側から湧き上がる違和感を押さえ込むたびに、どこかで息苦しさを感じていたのです。

そんな僕が勇気を出して副業を始めたことが、人生を大きく変えるターニングポイントとなりました。
最初は小さな一歩。早朝に30分だけ記事を書いたり、夜に1時間音声配信を録ったり。
「これで意味があるのだろうか？」と自分を疑う日々もありました。

けれど、その小さな積み重ねが、気づけば相談者との出会いを生み、無料コンサルは延べ180件、やがて有料相談や講座へと発展し、最終的には 今まで延べ1,000件以上のコンサルティング を提供するまでになりました。

振り返ると、「安定を持ちながら挑戦する」という立場こそが、僕に最大の可能性を与えてくれたのだと思います。
そう、公務員という仕事は“守り”の象徴ではなく、“攻め”のための最強の土台なのです。

この記事では、その理由を5つの視点から徹底的に解説し、さらに有料部分では「どうやって副業を始めればいいのか」という具体的なロードマップを公開します。

これは机上の空論ではありません。
僕自身が歩んできたリアルな軌跡であり、1,000件以上のコンサルで見てきた確かな再現性のある道筋です。

公務員＝「制約」ではなく「最大の資産」

「公務員は制約が多いから副業は難しい」
多くの人がそう思っています。僕自身もそうでした。

でも実際に動いてみて気づいたのは、制約以上に 大きな資産 があるということです。

公務員が持つ3つの資産

安定収入
毎月の給料は必ず入る。これほどの安心感はありません。副業がすぐに成果に結びつかなくても、生活基盤が崩れないからこそ腰を据えて学びに投資できます。
社会的信用
「公務員」という肩書きが持つ信頼性は、初期の発信や相談活動で想像以上の強みになります。僕が無料相談を募集したときも「公務員の方なら安心」と応募してくださる方が多くいました。これは起業家が最初に苦労する“信用の壁”を軽やかに超えさせてくれます。
保障制度
福利厚生や年金などが整っているから、思い切った挑戦ができる。副業で多少のリスクを取っても、生活がゼロになることはありません。

実際の体験から

僕が都庁勤務時代に180件以上の無料コンサルを続けられたのも、この「安定」が後ろ盾になっていたからです。
そしてその積み重ねが、やがて 今まで延べ1,000件以上のコンサルティング、都庁初の法人役員副業の実現 という大きな実績につながりました。

公務員は「守りの立場」と見られがちですが、実際は逆です。
安定があるからこそ攻められる立場──それが公務員です。

公務員は“副業スタート環境”として有利

副業を始めるにあたって、多くの人が最初に直面するのは「時間がない」という悩みです。
仕事に追われ、生活に追われ、結局やりたいことを後回しにしてしまう。
その結果、挑戦する前に心が折れてしまう人が少なくありません。

しかし、公務員という立場は、この「時間」という最大の壁を突破する力を持っています。

公務員が有利な理由

勤務リズムが安定している
年度末や繁忙期はあっても、基本的には業務のサイクルが明確です。
仕事量を事前に予測できるので、あらかじめ副業の学びや発信に時間を組み込むことができます。
土日祝の余白がある
定期的に休みが確保されていることは、他の職種と比べて大きなアドバンテージです。
週末にまとまった時間を副業に充てるだけでも、半年後には大きな差がつきます。
心身のリズムを崩しにくい
過酷な残業や不規則勤務が常態化しているわけではないため、体調を整えやすい。
健康が守られているからこそ、挑戦を継続できます。

もちろん、そうではない職場環境の方もおられます（実際僕も徹夜勤務が生じる激務部署を経験してきているので）が、比較的公務員は恵まれた環境で働かれている人が多いです。

「時間＝人生資本」をどう使うか

副業で成功する人の共通点は「時間を資本として扱っている」という点にあります。
つまり時間を消費ではなく、未来の自分に投資しているのです。

公務員は、その投資に必要な「余白」を持っています。
毎日1時間を学びと発信に使うだけで、半年後には180時間、1年で365時間の積み重ねになる。
これだけの学習量とアウトプットを重ねれば、必ず変化が生まれます。

僕自身の体験

僕も副業を始めた当初は、朝30分のマーケティングの学習と夜30分の記事執筆を習慣にしました。
その結果、半年で30本以上の記事がnoteに蓄積し、発信から相談の依頼が届くようになりました。

「時間がないから挑戦できない」
そう思っている公務員こそ、実は挑戦の最高の条件を持っているのです。

公務員がすでに持っている“再現性の高いスキル”

「自分には特別なスキルがないから、副業なんてできない」
多くの公務員の方が、そう思い込んでいます。
けれど実際には、公務員として日々当たり前にやっていることこそが、ビジネスの世界で求められるスキルなのです。

公務員が磨いているスキル

文章作成力
議事録や報告書、説明資料の作成など、日常業務の中で鍛えられる文章力。
これはそのまま note記事やブログ、SNS投稿、さらにはセールスコピーの基盤になります。
調整力・ヒアリング力
住民対応や関係部署との折衝で培った傾聴と調整のスキル。
これはコンサルティングやカウンセリング、副業サービスの提供に直結します。
説明力・プレゼン力
上司や議会に説明するために構造化して話す力。
これは講座やセミナー、オンライン教材を作る際に必須のスキルです。
ロジカルシンキング
課題を整理し、解決策を導き出す思考の型。
これは事業設計やマーケティング、発信戦略の基盤に活かせます。

実際の活用例

僕自身、公務員で培った資料作成スキルをそのまま活かしました。
都庁で日常的にパワーポイントを扱っていたため、オンライン講座のスライド作成をスムーズに行えました。
結果として「わかりやすい」と受講者から評価され、次の依頼につながったのです。

また、各部署との調整で磨いたヒアリング力は、そのままコンサルティングに直結しました。
相手の悩みを聞き取り、背景を整理して、解決策を提示する──これはまさにコンサルの基本プロセスそのものです。

「すでに持っている武器」に気づくこと

特別な資格や最新スキルを学ばなければ副業できない、と思う必要はありません。
むしろ大切なのは「すでに持っている強みを再発見し、副業に変換すること」。

あなたが毎日当たり前にやっている仕事の中に、すでに副業の種は隠れています。
それに気づくことが、副業を軌道に乗せる第一歩になるのです。

公務員×副業が生み出す“人生の自由”

公務員の給料は安定しています。
しかし同時に、その収入に「縛られている」と感じる人も少なくありません。
毎月決まった金額が入る安心感はある一方で、収入が増えにくいことが、心のどこかで不安や物足りなさにつながっているのです。

ここに副業という選択肢が加わると、人生の景色が一気に変わります。

副収入がもたらす“心の余裕”

たとえば副業で月に3万円の収入を得られるとしましょう。
一見、小さな額に思えるかもしれません。
でも実際には、この3万円が人生の質を大きく変えてくれます。

自己投資に回すことでスキルアップのスピードが上がる
家族にプレゼントを買えるようになり、気持ちに余裕が生まれる
「給料日まで我慢」という思考から解放される

そして5万円、10万円と収入が増えていくにつれて、「生活を守るために働く」という感覚から、「自分の意思で働き方を選ぶ」感覚へと変わっていきます。

選べる人生が広がる

副業が軌道に乗ると、具体的な選択肢が目の前に現れます。

フルタイムではなく時短勤務を選ぶ
地域活動やボランティアに時間を使う
独立や起業という道を現実的に考えられる

これは単なる“収入増”ではありません。
自分の人生を自分で選べる自由を取り戻すことなのです。

僕の体験から

僕自身、副業収入が安定してきたときに初めて「都庁を辞める」という決断が現実味を帯びました。
それまでの僕にとって退職は「怖い選択肢」でしたが、副業による収入の柱があったことで、「もし独立しても大丈夫だ」と思えるようになったのです。

結果として、独立後は公務員時代以上に多くの方と関わり、法人の経営やセミナーなど新しい仕事の幅が広がりました。
そして何より、家族との時間を大切にしながら働けるようになったことが、一番の喜びです。

公務員×副業の最大のメリット

「副業はお金を稼ぐためのもの」と思われがちですが、本質は違います。
副業がもたらす最大の価値は、人生に“選べる自由”を増やすことです。

安定した公務員の土台があるからこそ、副業によって自由の幅を広げられる。
これはまさに、公務員だけが手にできる特権だと言えます。

令和の時代における「安定」の再定義

かつての「安定」とは、ただひとつの会社や組織に所属し、定年まで勤めあげることでした。
終身雇用、年功序列、そして年金や退職金。
昭和から平成初期までの時代は、それが当たり前の生き方だったのです。

しかし令和を生きる僕たちは、その神話が音を立てて崩れていく現場を目の当たりにしています。

公務員も「安定」とは言えない時代に

「公務員だから一生安泰」──そう考える人もまだ多いでしょう。
けれど現実には、自治体の統廃合や財政難、業務の外部委託やAI導入など、公務員の仕事そのものが大きく変わり始めています。

少子高齢化による人口減少 → 財源不足
行政改革や効率化 → 定員削減や非正規化
デジタル化の波 → これまで必要とされてきた業務の縮小

つまり「今のまま勤めていれば大丈夫」という保証は、すでに存在しないのです。

これからの「安定」とは？

では、令和時代における本当の安定とは何でしょうか。
それは 「環境に依存せず、自分の力で生きていける基盤を育てること」 です。

組織に所属していなくても、自分で収入をつくれる
変化の波が来ても、スキルや経験を武器に新しい場で活躍できる
一つの選択肢に縛られず、自由にキャリアを選び直せる

こうした「個の安定」を持つことこそが、これからの時代を生き抜く鍵になります。

公務員は「準備期間」を持っている

ここで思い出してほしいのは、公務員という立場の強みです。
毎月の安定収入と社会的信用があるからこそ、副業を通じて自分の力を磨く時間を確保できる。
つまり、公務員という立場は「未来の安定を育てるための準備期間」として最適なのです。

僕自身も、安定した基盤を持ちながら副業に挑戦したからこそ、独立という大きな決断を下せました。
もしあの時、組織にすべてを依存していたら、怖くて動けなかったと思います。

新しい安定のかたち

これからは「職場が守ってくれる安定」ではなく、
「自分が選び取る安定」 が重要です。

その安定は、公務員という土台の上に、副業や学び、挑戦を積み重ねることで形づくられます。
守られる安定から、自分でつくる安定へ。

このシフトこそが、令和の時代における“本当の安定”なのです。

公務員が副業で未来を切り拓く「実践ステップ」

ここからは、有料部分です。
「興味はあるけれど、どう始めたらいいかわからない」──そんな人のために、僕の今までの副業実践経験と伴走コンサルティングの経験 を通して体系化してきた、最も再現性の高いロードマップをお伝えします。

このステップを順番に進めることで、公務員の立場を活かした副業の第一歩を、確実に踏み出すことができます。