「飯田さんってVyondだけでどうやって海外での生活の生計を立てているんですか？だって、クラウドワークスやココナラを見たって、1本の制作で10,000円くらいじゃないですか...。」

私が代表を務めるVyondサロンKANATAでこんな質問が届きました。

この質問には、多くのVyondクリエイターが抱える悩みが凝縮されています。

・低単価の仕事

・営業の難しさ

・継続の困難さ

なお私はこの質問に対してこう答えた。

「私が普段制作する動画は、YouTubeに投稿するための動画ではなく、企業がサイトの掲載したり、オフラインの相談会などで使用するためのPR動画を制作しているから。

Vyondアニメーション制作の仕事はたしかにネットだけを見ると、1本10,000円や低いと3,000円の単価の依頼が目立ちます。しかし、YouTubeに投稿するためだけがVyondの用途ではありません。」

私にはこれらの問題を解決するノウハウがあります。

こんにちは、飯田さんです。

私は日本でVyondという言葉を知っている人がおそらく200人にも満たなかった2020年2月からYouTubeでVyondに特化した情報発信をしつつ、企業からのアニメーション制作の依頼を受け続けています。

▼Vyondと検索するとトップに顔が出てくるのが私

このBrainには、私がこの4年間で受注してきたVyondアニメーション制作のお仕事の内容や、効果的な営業方法、依頼を通して得てきた経験から、より効率的に最短で結果が出せるようになるマニュアルが詰まっています。

Vyond界隈のレベルを2、3段階上げることを目的に書きました。

このBrainを読むことで、誰でも必ず稼げるようになります....！とは言いません。

なぜなら、あなたが行動しないと何も変わらないから。

攻略本だけ読んでもゲームをプレイしないとクリアするわけないですよね？

私の4年間を見ることであなたの学習時間を減らし、結果を出しやすくなるでしょう。

いいですか。きっとこのBrainをXやブログで紹介したら、あなたの元にはいくらか紹介料が入るかもしれません。

しかし、この紹介料を手に入れただけで満足しないでください。

読んで、行動してください。

少し私の話をします。

私がVyondを始めたのが2020年2月。気がつけばVyondと出会って4周年を突破しました。

2020年2月、私がVyondの世界に足を踏み入れた時、Twitterでこんなポストを見ました。

「Vyondで稼げるわけがない。せいぜい月に数万円だろう」

しかし今、私はその人の予想を覆し、Vyondアニメーション制作だけで受注額が100万円を突破する月もあります。

もっと遡ると、私は2020年2月にVyondをスタートしてから、ありがたいことに依頼が途切れたことがありません。

むしろ企業からしたら動画を作れる人を欲しがっているように見えます。

Vyondクリエイターの多くは「稼げない！」と嘆きます。

一方で、企業は質の高い動画クリエイターを切実に求めています。この奇妙な矛盾。あなたはなぜだと思いますか？

80人以上のクリエイターを育成し、10人以上の案件獲得をサポートしてきた私が、その答えを見つけました。

それは、「見えない市場」の存在です。

ネット上の募集案件？

忘れてください。そこにあるのは、カイジの地下労働並みの低単価案件だけです。

『10分のアニメーション制作で5,000円』

時給換算で250円。これでは誰もが1年以内に挫折します。

実際、私の見てきたVyondクリエイターの8割が活動を停止しています。

推測される理由は以下の通り。

・営業の仕方ががわからない

・仕事を受けても単価が低い

・いざ人に会っても何を話したらいいかわからない

そんな悩みを持つ人へ向けて、プロのVyondクリエイターとしての仕事を受注する上での根本的な考え方から、営業方法からVyondアニメーションの提案方法、そして私の案件獲得事例などをこのBrainへ体系的にまとめました。

そもそもあなたは誰？という方へ向けて私の簡単な自己紹介をします。

飯田さんという名前で2020年2月からVyondに特化した情報発信をYouTubeで行なっております。

Vyond古参勢なら一度は僕の顔を見たことがあるはず。

【飯田の実績】

・Vyondクリエイターサロン『KANATA』代表として、Vyondアニメーションの専門家として多くのクリエイターを指導

・日本唯一のVyond専門YouTuberとして、顔出しで信頼性の高い情報を発信

・累計80社以上の企業とコラボし、多岐にわたる業界（不動産、結婚式、税理士、技術士、専門学校など）でアニメーション制作を提供し、クライアントのビジネス成長に貢献

・UdemyにてVyond初心者向け講座の受講生数は1,700人を突破。分かりやすく、結果が出ると高評価を受ける

・海外ノマド体験『ノマドニア』でジョージアにてVyond講師を10回担当。100人以上の参加者にスキルとノウハウを提供し、国境を越えた指導力を発揮

・Vyondに関する電子書籍をKindleで出版。専門知識を体系的に提供し、多くの読者から支持を得る

・ディレクターとしての実績も兼ね備えた現役Vyondクリエイター。毎日アニメーションを制作し続け、最前線でクリエイティブをリード

現在はVyondクリエイター向けの教育業をしておりますが、現役のVyondクリエイターとしてアニメーション制作も行なっております。

海外生活をしていますが、激務すぎて日本にいる時と生活スタイルはあまり変わりません笑

▼東欧ジョージアでVyondを教えている様子

当Brainは、こんな方におすすめです。

✅ 高収入を目指すVyondクリエイター

✅ Vyondクリエイターとして一歩二歩先へ進化したい

✅ 効果的な営業方法を知りたい方

✅ Vyondの強みを最大限に活かしたい方

✅ オンライン営業のコツを学びたい方

逆に以下の方には向いていないかもしれません。

❌ 技術的なスキルアップだけを求める方

❌ すぐに結果を期待する方

❌ 自己流にこだわる方

❌ 人とのやり取りが苦手な方

❌ 挑戦することを躊躇する方

もちろんノウハウもお伝えしますが、どちらかといえば考え方を知り、さらにご自身で自己研磨していけるようになることを理想としています。

当Brainをきっかけに、行動し、学び、そして結果を追求していくクリエイターへなっていただけると、販売者としても冥利に尽きます。

当Brainで学べることは以下の通り。

・市場ニーズに合った企画の生み出し方

・視聴者を引き込む魅力的なVyondアニメのストーリー構造の組み立て方

・効果的な初回アプローチから成約までの営業プロセス

・成功率100%のミスを避けるVyondアニメーションテクニック

・セルフブランディングの確立から複数の収益源構築までの戦略

これらを実践すれば、月収10万円の壁を簡単に越えられるでしょう。

4年間の経験から得た実証済みの方法です。

（※Vyondの使い方はここでは全く説明していません。操作から知りたい人は私のUdemyの講座を受講ください。）

なおこのBrainは記事だけでなく、以下のデータも配布しています。

・飯田が使用している企画書の雛形

・企業案件で使えるヒアリングフォーム

・飯田の営業資料

・過去にSTUDIOで制作したポートフォリオ

・Vyond速読単語帳

・VyondコミュニティKANATAの勉強会参加費割引

etc...

価格は私が立ち上げたVyondコミュニティKANATAの1期目の参加費と同じ¥19,800になります。

と、言いたいところでしたが、より多くのVyondクリエイターに届いてほしいという思いから¥9,800で提供します。

実はこの記事をBrainへ申請へ出したときは本当に¥19,800でした。

とはいえ、良いコンテンツへ投資して、結果を出す楽しさを覚えてほしいので、超お手頃価格にしました！

ここに書かれていることを実践し、案件を1本受注すれば、十分元が取れる金額です。

当BrainはVyond×マーケティングという観点では、日本1情報量が詰まったテキスト商材だと自負しています。

このガイドを真剣に実践すれば、Vyondで独立できる可能性が大いにあります。

行動する準備ができた方、Vyondで夢を叶えたい方、ぜひチャレンジしてください！

コメントの一部をご紹介しますので、迷ってる方は参考にしてみてください。

内容には自信があります。ご購入いただいた皆様に、損はさせません。

それでは本編でお会いしましょう。

第1章 Vyondクリエイターのためのアイデアと企画作り

このトピックを最初に取り上げた理由は、企画が全ての基盤になるからです。

企画がなければ、何も始まりません。

私たちがアニメーション制作を行う際も、企画が立ち上がってから制作を依頼されているわけですよね。

動画編集も同様で、動画を撮影する人がいなければ、動画編集の仕事は生まれないのと同じです。

したがって、企画を作れる人間は仕事を生み出せるわけです。

昨今、Vyondクリエイターとして活動している多くの方がアニメーションのクオリティーだけにこだわりすぎているようにみえます。

動画のクオリティとはいわゆる商品力であり、もちろん良いものであることに越したことはありません。

その商品を買ってもらう人がいないと高めた商品力も水の泡になると思いませんか？

そもそもVyond自体に需要は高くありません。

「Vyondで動画を制作してください」と言っていただけるのは、Vyondを扱ったYouTubeチャンネル関係者だけ。

その理由としては、Vyondが広く認知されていないのと、そもそもVyondは動画を制作する手段に過ぎないからです。

我々クリエイターからしたらVyondのことを知って当然ですが、

「あー、それってVyondっていうソフトが作ってるんだー」というのが世間一般の認識なのです。

そしてVyondのYouTube系の依頼は単価が低くなりがちですよね？

ビジネス系のYouTubeチャンネルならまだ1本¥30,000〜100,000で依頼してくださるケースもありますが、エンタメ系だと1本高くても¥15,000ほどでしょう。

ビジネス系は動画の視聴者をLINEへ誘導し、教育して、商品を販売するため、高いお金を払って制作の依頼をしても黒字化できるでしょう。

しかしエンタメ系の場合、商品を持たないと広告収益だけに依存するため、下手でもなるべく安く動画を量産する必要があるのです。

つまり、何が言いたいかというと「Vyondクリエイターを探してます！」という案件で高い単価を受注できることはほとんどないということです。

ただ、動画は今どこでも使用されていますよね。

求人、書籍紹介、サービスの操作方法説明、企業PRなど。

3G→4G→5Gとネットの速度が上がることで、テキストから動画へと変化しています。

動画は活用したいという企業は多いのですが、

「動画をどう活用したらいいかわからない」

「誰に動画制作を依頼したらいいかわからない」

「具体的に動画を使ってどう変化するか想像ができないから依頼に至らない」

したがって、自分で企画を立ち上げて、動画を使って、提案先を得をする提案をする必要があるのです。

「動画制作をします！！」といって、仕事をお願いしていただけることももちろんありますが、自分から企画を立ち上げて提案ができた方が、長期的にみてお得です。

Vyondクリエイターはアニメーションを作るだけだと思っている方が多いかもしれませんが、Vyondで制作を依頼されることは稀です。

先ほども触れましたが、Vyondの存在が知られていないから。

次に、「とりあえずかっこいい動画を作ればいい」という誤解もありますが、ターゲットに合った動画作りをしないと意味がありません。

例えば、エフェクトをたくさん組み込み、シーンの切り替わりを3秒に1回にして、余白を出してスタイリッシュに見えるように文字の大きさは15pt以下を徹底。

この動画を見てほしいターゲットが若者なら心を掴みそうですが、60代がターゲットの場合、老眼の方も多いため、このようなアプローチは適切ではないでしょう。

以下のような動画を検討する必要があります。

・エフェクトの使用を控えめにしシンプルで見やすいデザインを心がける

・シーンの切り替わりをもっとゆっくりにする。例えば10秒に1回程度にして、内容を十分に理解する時間を設ける

・文字の大きさを大きくし、少なくとも18pt以上を使用する。コントラストも高くして読みやすさを確保する

・余白を適度に取り入れつつも、必要な情報が明確に伝わるようにレイアウトを工夫する

・ナレーションを追加し、視覚情報と音声情報の両方で内容を伝える

・動きの少ないシンプルな画像やイラストを使用し、視聴者が内容に集中しやすいようにする

・色使いも落ち着いた配色を選び、目に優しい組み合わせを心がける

・重要なポイントは繰り返し強調し、理解を深められるようにする

・全体的なペースをゆっくりにし、急ぎすぎない構成にする

60代の視聴者にとってこういった動画は見やすく、理解しやすいでしょう。ターゲット層に合わせて、内容だけでなく表現方法も適切に調整することが大切です。

つまり「かっこいい動画を作ればそれでいい」という考え方ではなく、ターゲットに合わせた動画作りが重要だということです。

私はかっこいい動画作りが苦手ですが、Vyondらしいアニメーションを使った会話形式のアニメーションや企業のPR動画作りは得意です。それでも十分に稼げています。

▼例えばこういう動画

脱線しましたが、仕事は見つけるものではなく、作るものです。

Vyondの仕事を受注することは簡単ではありませんが、自分で仕事を作り出せば、案件は取れます。

ここからさらに制作依頼を任せてもらえる企画作りの考え方を徹底的にお伝えします。

企画とは？

企画とは、何かを始めるにあたって達成したい目標を実現するためのアイデアや考え方をまとめたものです。成功への道筋を示す羅針盤のようなものですね。

企画を立ち上げる際には、その内容を他人に共有することを前提に作成する必要があります。

そのため、企画書が非常に役立ちます。特にクライアントワーク、つまりお客様からお金をいただいて動画を制作する場合、企画書は重要です。

企画書を作る目的は主に3つあります。

1.自分の考えを相手に伝える

2.熱意をアピールする

3.誤解をなくす

まず、自分の考えを相手に伝えるという点についてですが、私たちは他人の考えを完全には理解できません。

したがって、自分が持っている構想や「こういうアニメーションを作りたい」というアイデアを言葉にして相手に伝えるために、企画書が必要です。

次に、熱意をアピールするという点です。企画書を作って提案することで、このクリエイターは私たちのためにここまで準備してくれているんだ、と相手に感じてもらえます。

多くのVyondクリエイターは「動画を作ります」で終わってしまいますが、しっかりリサーチし、企画書を作って提案することで、相手に熱意を伝えることができます。

最後に、誤解をなくすため。

「動画を作ります」と言っても、具体的にどんな動画なのか、どれくらいの長さで作るのか、料金はいくらなのかなど、目で見える状態で記録しておかないと誤解が生じることがあります。

企画書を作ることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

その企画書の作り方について説明します。

企画書はあまり複雑にする必要はないというのが持論です。

PDF一枚で全体がわかるくらいの量で十分です。人によっては、スライドで作ったり、アニメーションを使ったりすることもありますが、スライドだと読み込み等で時間がかかってしまうため、私はPDF1枚にすることがほとんどです。

①企画の背景

なぜこの企画を行うのか、なぜこの動画を作る必要があるのかを説明します。例えば、近所の不動産屋さんが動画を必要としている理由などを書きます。

②企画の概要

この企画を実行する上で何をするのか、どのように進めるのかを簡潔に書きます。例えば、アニメーションを作成する、シナリオを作るなどです。

③具体的な内容

誰が、誰に、どのように何をするのかを具体的に記載します。この動画を作ることによって、どのような効果が得られるのかを説明します。

④期待される効果

この動画を作り活用した結果どうなるのか、その動画を使うことでどのような効果が期待できるのかを説明します。

⑤スケジュール

動画制作が決まったら、どのようなスケジュールで進めるのかを示します。

例えば、ヒアリングからシナリオ作成、アニメーション制作、ナレーション録音、そして修正を経て、最終的な納品までの流れを記載します。

⑥料金

クライアントは「アニメーション＝高額」というイメージを持っていることが多いので、料金についても明確にしておくと良いです。

とはいっても0からひな形を作るのは面倒くさいですよね？