本記事について

本記事では、以前掲載した練習問題『基礎編』の『応用編』となっています。

私自身、2022年から2025年に9回試験を受験してみて、UX検定の問題は基礎的レベルから応用レベルまで幅広く出題される傾向があると感じており、今回は『応用編』の練習問題を作成してみました。

「基礎問題だけだと物足りない」「再試験に臨むにあたって応用レベルも身につけておきたい」といった方々にご利用いただければと思います。

尚、生成AIで自動的に作成した練習問題を販売している方もいらっしゃいますが、それだと誰でも作成できる内容ですし購入する価値はないかと思っています。

そのため、本記事は生成AIでは作成できないような文章中の細かいニュアンスなどを加味し、本番の設問と選択肢にできる限り近づけています。

UX検定の設問と選択肢は、文章にやや癖があるため、慣れておく必要があります。※紛らわしい言い回しなどが多いです

そして、試験勉強を行なっていく上で最も重要なのは、シラバスに掲載されているキーワードの意味を覚えることです。

そもそもキーワードの意味が理解できていなければ練習問題も解けないので、まずはキーワードの暗記を行なう→練習問題に取り組む　という流れが理想です。

▼最新の出題キーワード集はこちら▼

https://note.com/mippa65/n/n910bf8a4ebd1

本記事は効率的に勉強を進めていくものですので、「わざわざ問題にしなくともキーワード集の内容を把握していれば解ける問題」などは収録しておりません。そのため問題数よりも質を重視し、厳選した50問にしております。私自身がこの勉強方法で9回合格しているのと、忙しい合間を縫って勉強される方が多いかと思いますので、効率良く合格を目指していきましょう！

※2025年3月も受験し、無事合格しました！

また、著作権の問題から、本番の試験内容とは異なっておりますので、“過去問”ではなく“練習問題”としてご活用いただければ幸いです。

留意事項

問題の内容に関する個別のご質問は受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。

練習問題（1-50問）

以下に問題を記載しておりますので、続きをご覧になりたい方はご購入くださいませ。

※以下ご購入前の注意点

私が作成した有料コンテンツを購入し、その内容をそのまま転用し、今年の3月から販売しているクリエイターがいるとの報告を受けております。

私が昨年度から時間をかけて作成した大切なコンテンツとなるので、このような無断転用は絶対におやめください。

問1.「UXのハニカム構造」ではUXの要素を7つに分けているが、そのうちの要素として、誤っているものを次の中から選びなさい。

Useful
Desirable
Credible
Creative

正解：4

解説

1）Creativeは「UXのハニカム構造」の要素に含まれていない。

1～3）この3つの選択肢に加え、残り4つの「UXのハニカム構造」の要素は以下。

↓

「Accessible」「Findable」「Usable」「Valuable」

問2.ジェームズ・ギャレットは、Web構築時に考慮すべきことは、ユーザーにとってのエクスペリエンスであるとしている。そして、UXの構成要素として「UXの5階層モデル」を提唱している。この5階層モデルのうち正しい構成要素としてもっとも適切なものを次の中から選びなさい。

表面、骨格、要素、要件、戦略
表面、素案、構造、要件、戦術
表面、骨格、構造、要件、戦略
表面、骨格、要素、要件、戦略

正解：3

解説

1,2,4）ダミーの選択肢

問3.HCDの対象となっているユーザーには、直接ユーザーと間接ユーザーがいて、さらに直接ユーザーは一次ユーザーと二次ユーザーに区分することができる。例えば、スーパーを利用しているユーザーのうち、一次ユーザーとしてもっとも適切なものを次の中から選びなさい。

セルフレジを使うお客様
セルフレジのメンテナンス業者
スーパーの本社社員
スーパーの店長

正解：1

解説

1）一次ユーザーは、「一時的な目標達成のためにシステムと相互作用する人」を指すため、この選択肢が正しい。

2）二次ユーザーを指す

3）間接ユーザーを指す

4）広義のユーザーを指す

問4.ブレインストーミングをスタートさせる時に使用できる効果的なフレーズとして、もっとも適切なものを次の中から選びなさい。

it is necessary to do
How Might We
It's supposed to be like that
Let's do this

正解：2

解説

1）「〜する必要がある」の意味なので、正解である2)とは対義語に近い意味になる。

2）代表的なアイディア創出方法で、的確なHMW（How Might We）でブレインストーミングを始めれば、それまでに得られた着眼点やデザイン原則とは少し離れたところからスタートすることができるというもの。

3）「〜すべき」の意味なので、正解である2)とは対義語に近い意味になる。

4）「こうしましょう」の意味なので、正解である2)とは対義語に近い意味になる。