✅ポジションが決まれば〈生産性〉は爆上がりする

「ポジションが決まれば〈生産性〉は爆上がりする」という話をします。

なんでコンテンツを作るのがメンドーなのか？

コンテンツビジネスをしている人で「なかなか生産性が上がらない」という人がいます。

1日1本コンテンツをあげたいのに1ヶ月に1本になってしまう。

そういう人のアカウントを見てみるとだいたいの場合「何を言いたいのか定まってない」んですね。

言いたいことが決まっていないと、コンテンツを作るのは難しいですよ。

ポジションを明確にするメリット

例えば資本主義に賛成なのか反対なのか、はっきりとさせた方がコンテンツは作りやすくなります。

ポジションが定まれば、当然導かれる結論があるわけです。

資本主義に賛成であれば「インデックス投資とか副業」を何の迷いもなくオススメできます。

ただこれが資本主義に賛成か反対か自分の中で決まっていなかったら自信を持ってオススメできないのでコンテンツを作りにくくなるんですね。

成功しているアカウントを見てみるとポジションとか世界観がはっきりとしているんですよ。

誰が見ても「この人はこういう考えなんだ」ってのがわかる。

お金儲けに賛成なんだ。お金儲けに反対しているんだって。

政治におけるポジションの重要性

これは政治を見たらものすごくわかりやすいです。

自民党は資本主義を礼賛しています。

それに対して共産党は資本主義を敵視しています。

これぐらい分かりやすかったらお客さんは頭を使う必要なくて自民党が言うことは概ねこういうことだろう。

共産党が言うことは概ねこういうことだろうって予測がつくわけですね。

そうすると「認知コスト」が下がりますからお客さんとしては楽なんですね。

毎回毎回ポジションとか世界観が変わって今日は何を言うのか、昨日といっていることが違うっていうのはお客さんからすれば頭を使わなくちゃいけないのでストレスなんです。

人間は「認知コスト」が低いものを好む

人間はものすごくラクをしたい生き物なので認知コストを取られるものは避けるようになるんですよ。

たとえばスーパーに行く時に駐車場が狭かったり行くまでの道がものすごく入り組んでいるところは行かなくなりますよね。

少し遠くても駐車場が広くて店に入りやすい、そういう店に行きます。

ウェブサイトでも同じで、例えばアマゾンがあれだけ人気になったのは商品の検索から注文までがものすごくわかりやすいからです。

認知コストがかからない。

それからTikTokも、ものすごく利用しやすい。縦にスクロールしていけば体験できるわけですよね。

あれだけ簡単にしたら世界中でダウンロードされます。

分かりにくいウェブサイト、分かりにくいアプリよりも、分かりやすい/使いやすいものが人気。

こういうことからわかるように人間は分かりやすいものを多く使います。

これは人間の習性です。

コンテンツにおけるポジションの重要性

コンテンツビジネスで発信するときも「主張・結論」をはっきりさせる必要があります。

そのためには自分の「ポジション・世界観」を明確にする必要があるんですね。

いつも同じポジションから主張することによってお客さんの認知コストを下げてあげる。

「この人はお金儲けに役立つことをいっている人だ」とか「この人は政治批判をしている人だ」とか。

そういうふうにカテゴライズしやすくする。

成功している発信者は自分をものすごく単純化させてます。

「この人はキャンプの人だ」とか「この人はゴシップ系だ」みたいな。

これぐらい単純化させるとお客さんは頭を使わなくてもよくなるので結果的に視聴者が増えたりファンが増えたりする。

ポジションを明確にするメリット

そしてポジションを明確にするのはお客さんに利益があるわけですが、それだけじゃなくて「発信者側にもメリット」があります。

それは、「コンテンツが作りやすくなる」ということです。

コンテンツを作りにくいっていう人は毎日毎日自分のポジション・世界観を一から構築して作ってるんですよ。

要は一番面倒くさいものを毎回初めから構築しているのでそれは難しいですよ。

家でも一番土台が面倒くさいですよね。一番手がかかるところです。

それを毎日最初から作るってなると誰でも嫌です。

だからまずは、ポジション・世界観をがっちりと固めてください。

ポジションはどのように決まるのか？

このポジションを決めるっていうのは発信者がまずやるべきことなんですね。

ただこれは最初からすぐに決められるものじゃなくて、いろいろ行動したり発信していくなかで、「自分ってこういう考え方なんだ」っていうふうに分かってくるものです。

なのでまずは色々なテーマで発信してみなくちゃいけません。

僕自身も自分のポジションが決まるまで7年ぐらいかかってますからね。

ぼくのポジションが決まるまで

僕は最初の頃、資本主義を否定していました。

それは高校時代とか浪人時代に左翼的な教育を受けたからです。

予備校の先生がガッツリ資本主義批判だったんですね。

それでもろに影響を受けて、大学に入った後も左翼的な世界観でした。

資本主義は格差を広げて弱者を苦しめている。

「資本主義は悪だ！」って考えていました。

なのでコンテンツビジネスをやって稼ぎたいのに、その葛藤で苦しんでいました。

自分は稼ぎたいんだけど、でも頭の中に世界観として左翼思想があって「資本主義はけしからん」って思っていた。

この葛藤状態にずっとあったのでコンテンツを作るのが難しかったんです。

資本主義への考え方の変化

ただ、徐々に洗脳から解けて、資本主義を肯定するようになりました。

資本主義を肯定する論理や世界観に触れることによって考え方が変わっていきました。

資本主義はテクノロジーを発展させて人類を豊かにするって。

そういう事実に触れたんですね。

それからマルクスの資本論とかロバート・キヨサキの著書を読んでいくと誰でも資本家になれる時代になったんだっていうことがわかりました。

歴史上、資本主義を疑問視していた時代は一部の特権階級が生産手段を独占していたんですね。

土地とか建物とかそういったお金を生み出すための道具を特権階級が持っていました。

なので一般人は労働するしかなかったんですね。

その時代に資本主義ってけしからんよねっていうのはある程度わかるんですよ。

独占状態が起きているわけですからね。

でも現代は誰でも価値を生み出せる時代。

インターネットとパソコンがあれば、僕が今やっている情報発信っていうビジネスができる。

ネットで稼ぐということですね。

この環境において資本主義を頭ごなしに批判するのはおかしいんですよ。

誰しもが資本家になれる時代ですからね。

資本家になるっていうのが独占状態ではなくて「オープン化」されているわけです。

小学生でも90歳の人でも今日から自分の商品をネットにアップできます。

YouTubeもできますし、TikTokもできます。

オンラインサロンもできます。

安く仕入れて高く売るという商社もできます。

ありとあらゆることがネットが普及したことによって可能になりました。

このような状況ですから資本主義を批判するのはおかしいってことに僕は気づいたんですね。

なぜ資本主義は批判されるのか？

誰しもが資本家になれる時代に、なぜ資本主義を批判しなければならないのか。

それは単純に「自分が稼げないから」ですよ。

稼げないから左翼は資本主義を毛嫌いしている。

これは心理学で言う防衛機制で「合理化」というやつです。

酸っぱいブドウの話ですね。

頑張って手に入れられなかったものを価値が低いっていうふうに人間は思い込む。

そうしないと自分の心が壊れてしまうからです。

資本主義社会における最適解

そういうわけで誰しもが経営者になって稼げる時代なのに、いまだに資本主義を批判したり金持ちをたたいたりするわけですね。

これって情けないですよね。

誰でも商売できるようになった時代なので日々、商品を生産して試行錯誤を繰り返していけばいいのです。

建設的に生きるならこれしかない。

資本主義社会が憎いと逃げるのではなくて資本主義社会を歓迎して商売を前向きにやっていく。

これが最適解。

というふうに僕の価値観はこの7年間で大きく変わってきました。

自分の価値観が定まることによってコンテンツを作るのが楽になりました。

ポジションが定まるとコンテンツ作成が楽になる

ポジションが定まると結論が勝手に導かれるのでものすごく楽に主張できます。

ある問題・テーマがきたら自分のポジションから当然行き着くであろう結論がパッと頭に浮かびます。簡単にコンテンツが完成します。

テレビのコメンテーターもポジションが定まっているので、迷うことなくコメントしますよね。

あれと同じです。

まとめ

コンテンツを楽に作りたかったら自分のポジション・世界観を定めてください。

そうすれば楽に作れます。

それに加えてお客さんの認知コストも下げることができるのでよりファンができやすくなります。

一石二鳥です。

まずは自分のポジションを定めることに集中しましょう。

✅「ポンジ・スキーム」にだけは気を付けろ！

引用元：【10秒でわかる】スキームとは？意味・使い方を具体的に解説します

ポンジ・スキームとは、詐欺の一種で、実際には投資を行わず、後から参加する出資者から集めたお金を、先に投資した人に配当金として渡すことで、あたかも利益が出ているように見せかける手口です。

下記が流れです。

詐欺師の登場: まず、詐欺師が現れます。この詐欺師は、魅力的な投資話を持ちかけ、高いリターンを約束します。月利10%や元本保証をうたいます。
出資者の投資: 誘いに乗った出資者は、詐欺師に100万円を投資します。
配当金の支払い: 詐欺師は、実際には投資を行っていないため、利益は出ていません。しかし、後からきた別の出資者から集めたお金の一部を、先の出資者に配当金として10万円支払います。
利益が出ていると錯覚: 配当金を受け取った出資者は、本当に利益が出ていると錯覚し、さらに投資をしたり、他の人にも投資を勧めたりします。
自転車操業: 詐欺師は、次々と新しい出資者からお金を集め、そのお金を以前からの出資者に配当金として支払うという自転車操業を続けます。
破綻: しかし、新しい出資者が集まらなくなると、配当金を支払うことができなくなり、このスキームは破綻します。

ポンジに引っかからないための重要な視点として、月利10%という異常な数値に注意しましょう。投資の一般的な利回りとしては、年利3%から7%です。高すぎる利回りがでたところで「詐欺だ！」と気づきましょう。

また、儲かる話をなぜ他人に教えるのかも、疑いましょう。普通、簡単に儲かるなら人に教えず、自分でやりますよね？

✅考える時間はムダ

成功したいなら、とりあえず行動しましょう。

行動すればすぐに分かります。

「あ、これムリだな」とか「お、これならイケる」など。

継続するものが決まったら次は、継続する環境ですね。

生活をシンプルにして、アウトプットしやすい設計にしましょう。

まず、1日のタスク（やること）は、アウトプットのみにする。

たとえば、「YouTube動画1個作る」とか。

ちなみに僕の1日のタスクは「有料記事を1個作る」です。

タスクが何個もあると継続できません。

シンプルにしましょう。

タスクが決まったら次はルーティーン化です。

朝起きてから寝るまで、どうやったらタスクをクリアできるか、試行錯誤しましょう。

朝起きてすぐに済ませるのか、それとも夜中にやるのか。

これも人によって違うと思うので、試して見つけてください。

ちなみに僕の場合は、夕飯までにはタスクをクリアするようにしています。

朝にタスクをクリアしていたのですが、最近は起きてから運動することも増えたので、夕飯までに終わらせるに切り替えつつあります。

まぁこれも自分に合ったものが一番です。

アウトプットが継続すれば何でもありです。

ということで、インプットを減らし、アウトプット人間になるとお金持ちになれます。

✅実質賃金が長らく低下【さて、どうする？】

引用元：第一生命経済研究所「残念な統計」の毎月勤労統計：8月結果」

このグラフは、2021年1月から2023年9月までの名目賃金、実質賃金、消費者物価（総合除く帰属家賃）の伸び率（前年比%）を示しています。

名目賃金は、青色の線で示されており、2021年5月と2022年12月に大きく上昇していることがわかります。しかし、2023年に入ってからは伸び率が鈍化し、2023年9月には1%程度になっています。

実質賃金は、オレンジ色の線で示されており、2021年5月に一時的に上昇したものの、その後は概ねマイナスで推移しています。特に2022年後半から2023年前半にかけては、マイナス幅が拡大しており、賃金の上昇が物価の上昇に追いついていない状況がうかがえます。2023年後半にはマイナス幅が縮小傾向にありますが、依然としてマイナス圏内です。

消費者物価（総合除く帰属家賃）は、灰色の線で示されており、2021年から2022年にかけて上昇傾向にあり、2023年に入っても高い水準で推移しています。特に2022年後半から2023年前半にかけては、3%を超える高い伸び率を示しており、これが実質賃金の低下に大きく影響しています。

というわけで多くの人は厳しい生活を強いられています。「給料が上がった」とニュースになっていますが、実際に使えるお金はどんどん減っているのです。

このような状況でどうすればいいのか？答えは簡単で自分でビジネスをすればいいのです。資本主義の仕組みを学び、その中でできることを積極的にやっていくのみです。

✅「投資にウマい話はない」という大前提を頭に叩き込む

「投資にウマい話はない」…誰もが一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。

この言葉が意味するのは、楽して儲かるような都合の良い投資話は、まず存在しないということです。もし、そんな話を持ちかけられたら、それは詐欺の可能性が高いと疑うべきでしょう。

投資の世界は、決して甘くありません。リターンを求める以上、そこには必ずリスクが伴います。そして、そのリスクとリターンは、おおむね比例関係にあります。つまり、大きなリターンを期待できる投資は、それだけ大きなリスクも背負うことになるのです。

「楽して儲けたい」「一攫千金を狙いたい」…そんな気持ちは誰にでもあります。しかし、そのような甘い考えで投資に臨むと、痛い目を見ます。

投資で成功するためには、まず「投資にウマい話はない」という現実をしっかりと認識することが重要です。その上で、リスクとリターンを正しく理解し、自分に合った投資方法を選択していきましょう。

✅株式会社の仕組みとは？株価はどう決まる？

株式会社の資金調達：株主資本と負債

株式会社は、事業活動に必要な資金を2つの方法で調達します。

株主資本: 株式を発行し、それを投資家に購入してもらうことで資金を集めます。株式を購入した人は「株主」となり、会社のオーナーの一員となります。
負債: 銀行などからお金を借り入れることで資金を調達します。これは借金なので、会社は利息を付けて返済する必要があります。

株価の決定要因：資本の増減

株価は、基本的には会社の資本の増減によって決まります。資本とは、株主資本と負債を合わせたものです。

事業が成功した場合: 利益が生まれ、その利益は資本に組み込まれます（一部は株主に配当されます）。その結果、会社の資本が増え、株価は上昇します。
事業が失敗した場合: 損失が出て、資本が減少します。その結果、株価は下落します。

事業の成功・失敗と株価の関係

事業の成功・失敗は、株価に直接的な影響を与えます。

事業の成功 → 利益の増加 → 資本の増加 → 株価上昇

事業の失敗 → 損失の発生 → 資本の減少 → 株価下落

このように、株価は会社の業績を反映する鏡のような存在です。企業の成長に期待が集まれば株価は上がり、業績が悪化すれば株価は下がります。

まとめ

株式会社は、株主資本と負債によって資金を調達する。
株価は、基本的には資本の増減によって決まる。
事業が成功すれば株価は上がり、失敗すれば株価は下がる。

✅株価を大きく動かす「レバレッジ」とは？借金が投資を加速する仕組み

株式投資において、「レバレッジ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。レバレッジとは、日本語で「てこ」を意味し、少ない力で大きなものを動かすように、少ない資金で大きな投資効果を得ることを指します。

負債が投資を加速する：レバレッジの仕組み

株式会社は、事業に必要な資金を調達するために、株式を発行して投資家から資金を集めるだけでなく、銀行などからお金を借りる、つまり負債を抱えることがあります。この負債こそが、レバレッジ効果を生み出す源泉です。

例えば、自己資金（株主資本）1億円と、借入金（負債）1億円、合計2億円の資本で事業を行う会社を考えてみましょう。この場合、負債と資本の割合が同じなので、レバレッジは2倍となります。

レバレッジと株価変動：利益も損失も2倍に？

レバレッジは、株価の変動に大きな影響を与えます。先ほどの例で、事業がうまくいき、利益が5%増えたとしましょう。すると、2億円の資本に対して1000万円の利益が増えることになります。この利益は、自己資金1億円に対する利益として見ると、10%の増加となります。つまり、利益が5%増えると、株価は（理屈の上では）10%上昇するのです。

しかし、レバレッジは諸刃の剣でもあります。もし利益が5%減ってしまった場合、株価も10%下落することになります。このように、レバレッジは利益を大きくする可能性がある一方で、損失も大きくする可能性があることを理解しておく必要があります。

アメリカでは「負債は大きいほど良い」？成長企業とレバレッジ

アメリカでは、「会社の負債は大きければ大きいほど良い」と言われることがあります。これは、特に成長企業において、レバレッジの高い、ハイリスク・ハイリターンの資本構成が好まれる傾向があるためです。

成長企業は、積極的に借入を行い、その資金を事業拡大に投資することで、より大きな利益を追求します。レバレッジが高いほど、事業が成功した際の株価上昇も大きくなるため、投資家からの期待も高まり、株価がさらに上昇するという好循環が生まれることがあります。

株式の信用取引との類似性

レバレッジ効果は、株式の信用取引と似た仕組みです。信用取引では、自己資金を担保に、証券会社からお金を借りて株式を購入することができます。これにより、自己資金以上の株式を購入し、株価上昇時の利益を大きくできます。しかし、信用取引もレバレッジと同様に、株価下落時の損失も大きくなるリスクがあるため、注意が必要です。

まとめ

レバレッジは、株式投資において大きなリターンを得るための有効な手段ですが、同時にリスクも伴います。レバレッジの仕組みを理解し、リスクを適切に管理しながら、賢く投資を行いましょう。

✅経済成長と株式投資：国債よりハイリスク・ハイリターンな理由とは？

「投資にウマい話はない」と言われますが、それでも株式投資が勧められるのはなぜでしょうか。その理由を理解するために、経済成長と株式投資の関係について掘り下げてみましょう。

経済成長と金融市場の連動性

一般的に、経済成長率、インフレ率、金利は連動して動きます。経済が成長すると、物価が上昇し（インフレ）、それに伴って金利も上昇する傾向があります。例えば、経済成長率が3%で、インフレ率も金利も3%だとすると、実質金利（金利－インフレ率）はゼロになります。

国債：無リスク資産とインフレヘッジ

このような状況下で国債を購入すると、インフレのリスクから資産を守る（インフレヘッジ）ことができます。国債は国家が元本と利払いを保証する「無リスク資産」なので、新発債を購入して満期まで保有していれば、途中で価格が変動しても損をすることはありません。しかし、インフレ率と同じだけの金利しか得られないため、それ以上の利益を追求することは難しいでしょう。

株式：ボラティリティとレバレッジ効果

一方、株式は国債よりもボラティリティ（価格変動の度合い）が大きい資産です。さらに、株式会社は負債によって資本にレバレッジをかけているため、株価の変動はより大きくなります。

例えば、上場企業の平均的なレバレッジを2倍と仮定し、経済成長率の分だけ企業の利益も増減するとしましょう。この場合、経済成長率が3%ならば、企業の利益も3%増加し、株価はレバレッジ効果によって2倍の6%上昇することになります。逆に、経済成長率がマイナスになれば、株価の下落幅もレバレッジの分だけ大きくなります。

なぜ「国債より株式投資の方がリスクもリターンも大きい」のか

このように、株式投資は国債に比べてボラティリティが高く、さらにレバレッジ効果によって株価の変動幅が増幅されます。経済が成長すれば大きなリターンが期待できる一方で、経済が停滞すれば大きな損失を被る可能性もあるのです。これが、「国債より株式投資の方がリスクもリターンも大きい」と言われる理由です。

まとめ

経済成長、インフレ、金利は連動する
国債は無リスク資産であり、インフレヘッジとして機能する
株式は国債よりボラティリティが高く、レバレッジ効果で変動幅が増幅される
経済成長時には株式投資は大きなリターンをもたらす可能性があるが、リスクも大きい

✅株式投資の長期的な優位性

A. 長期的な市場の成長がもたらす恩恵

株式市場には良い時も悪い時もあり、不況や暴落といった局面も避けては通れません。しかし、長期的に見ると、「もっと豊かになりたい」「もっと幸福になりたい」という人々の普遍的な欲望が駆動力となり、グローバル市場は拡大を続けてきました。

この市場全体の成長がプラスである限り、株式投資はレバレッジ効果によって、国債よりも高いパフォーマンスを発揮します。株式会社は、負債によって資本にレバレッジをかけているため、利益が出ればその分株価も大きく上昇するからです。逆に、損失が出た場合は下落幅も大きくなりますが、市場全体が成長していれば、長期的に見ればプラスになる可能性が高いと言えます。

実際に、過去の金融市場を長期的に見ると、まさにこの通りのことが起きています。一時的な変動に惑わされず、長期的な視点を持つことが株式投資で成功するための鍵となります。

B. ファイナンス理論と著名投資家の後押し

株式投資の長期的な優位性は、単なる経験則ではなく、「株式への長期投資はプラスサムのゲーム」というファイナンス理論の大前提に基づいています。プラスサムゲームとは、参加者全体の利益がプラスになるゲームのこと。つまり、株式市場は、長期的に見れば参加者全員が豊かになる可能性を秘めているということです。

この理論を裏付けるように、“投資の神様”と呼ばれるウォーレン・バフェットや、ラスベガスとウォール街を攻略した“最強のハッカー”エドワード・ソープといった著名な投資家たちも、「個人投資家はインデックスファンドに投資するのが最も良い」と述べています。インデックスファンドとは、特定の市場指数（例えば、日経平均株価やS&P500）に連動するように運用される投資信託のことです。

まとめ

株式投資は、国債よりもリスクが高い一方で、長期的に見ればそれを上回るリターンが期待できます。市場全体の成長とレバレッジ効果、そしてファイナンス理論と著名投資家の意見が、その優位性を裏付けています。

株式投資をしていないのなら、一日もはやく参入しましょう。

✅効率的に稼ぎたかったら顧客生涯価値（LTV）を意識せよ！

引用元：野上眞一『マーケティング用語図鑑　改訂版』

顧客生涯価値（LTV）とは？

LTVとは、Customer Lifetime Valueの略で、日本語では「顧客生涯価値」と訳されます。

これは、一人の顧客が、取引を開始してから終了するまでの間に、企業にもたらす利益の総額のことです。

例えば、あなたが1万円の商品を販売しているとします。

新規顧客を獲得するために5,000円のコストがかかるとすると、1回の購入だけでは利益は5,000円です。

しかし、その顧客がその後も継続して商品を購入してくれれば、利益はどんどん増えていきます。

LTVの計算方法

LTVは、以下の計算式で簡単に求めることができます。

顧客の年間取引額 × 取引継続年数 × 通常の利益率 = 顧客生涯価値

例えば、年間10,000円の商品を購入してくれる顧客が5年間継続してくれた場合、利益率が20%だとすると、LTVは10,000円 × 5年 × 20% = 10,000円となります。

なぜLTVが重要なのか？

LTVを意識することには、以下のようなメリットがあります。

効率的なマーケティング投資: LTVが高い顧客層を特定し、そこに集中的にマーケティング投資を行うことで、より効率的に売上を伸ばすことができます。
顧客ロイヤリティの向上: LTVを重視することで、顧客との長期的な関係構築に力を入れるようになり、結果として顧客ロイヤリティが向上します。
利益の最大化: 新規顧客獲得コストは、既存顧客の維持コストよりも一般的に高くなります。LTVの高い顧客を維持することで、長期的に安定した利益を確保することができます。

LTVを高めるには？

LTVを高めるためには、以下の3つのポイントが重要です。

顧客単価を上げる: 商品のアップセルやクロスセル、高単価商品の開発などにより、顧客が1回の取引で支払う金額を増やします。
取引頻度を増やす: 定期購入やサブスクリプションモデルの導入、キャンペーンやイベントの実施などにより、顧客が商品を購入する頻度を増やします。
取引期間を長くする: 顧客満足度を高め、リピーターを増やすことで、顧客との取引期間を長くします。

まとめ

LTVを意識することは、効率的に稼ぐための重要な戦略です。

新規顧客獲得だけでなく、既存顧客との関係構築にも力を入れ、LTVを高めることで、持続的な成長を実現することができます。

ぜひ、あなたのビジネスでもLTVを意識して、お客様をリピーターにし、長くお金を払ってもらう仕組みを作ってみてください。

✅スタートアップ成功の唯一の要因：市場こそが全て

どうすればビジネスで成功できるか？みんなが気になっていることですね。これに対して、明確に答えている人物がいます。伝説の起業家マーク・アンドリーセン（Marc Andreessen）です。彼は以下のように成功法則を語っています。

☑️「スタートアップを成功させる要因は何か？」

この問いに対する答えは、人によって、そして経験によって異なるかもしれません。しかし、数多くのスタートアップを見てきた結果、僕は確信しています。スタートアップの成功を決定づける最大の要因は、「市場」である、と。

☑️スタートアップを構成する3要素：チーム、製品、市場

スタートアップは、一般的に「チーム」「製品」「市場」という3つの要素で構成されます。

チームの質: CEOをはじめとする経営陣、エンジニア、その他の主要スタッフの能力を指します。ここで重要なのは、過去の経験よりも、目の前の機会に対してどれだけ効果的に実行できるかという点です。

製品の質: 実際に製品を使用した顧客が感じる印象です。使いやすさ、機能の豊富さ、動作速度、拡張性、洗練度、バグの少なさなどが評価の対象となります。

市場規模: 製品の潜在的な顧客数と、その成長率を指します。

ここで重要なのは、製品の質と市場規模は全く異なる概念であるということです。いくら素晴らしい製品でも、それを求める市場が存在しなければ意味がありません。

☑️チーム、製品、市場、どれが一番重要なのか？

この問いに対して、起業家やベンチャーキャピタリスト（VC）は「チームが最も重要だ」と答えることが多いでしょう。初期段階ではチームの情報しかなく、「人は最も重要な資産である」という考え方が浸透しているからです。

一方、エンジニアは「製品こそが全て」と考えるかもしれません。スタートアップは製品を生み出し、顧客はその製品を購入するからです。

しかし、僕はこれらの意見とは異なる立場を取ります。最も重要なのは「市場」であると断言します。

☑️なぜ市場が最も重要なのか？

良い市場、つまり多くの潜在顧客が存在する市場では、市場が製品を引っ張り出すという現象が起こります。製品は完璧でなくても、基本的な機能さえ備わっていれば、市場はそれを求めます。チームの質も、そこまで重要ではありません。

さらに、良い市場であれば、チームは後からでも強化できます。実際に、検索キーワード広告、インターネットオークション、TCP/IPルーターなどの分野では、このような現象が起きています。

逆に、悪い市場では、どんなに素晴らしい製品とチームがあっても、成功は難しいでしょう。顧客が存在しない市場で、いくら努力しても徒労に終わるだけです。素晴らしいチームも、やがて士気を失い、スタートアップは死を迎えるでしょう。

ベンチャーキャピタルのBenchmark CapitalにいたAndy Rachleff氏の言葉を借りれば、「スタートアップを潰す最大の要因は、市場の欠如である」ということです。

・良いチーム x 悪い市場 = 市場の勝利

・悪いチーム x 良い市場 = 市場の勝利

・良いチーム x 良い市場 = 特別なことが起こる

もちろん、良い市場でも失敗することはあります。しかし、チームが一定の能力を持ち、製品が基本的な水準を満たしていれば、良い市場は成功に繋がりやすく、悪い市場は失敗に繋がりやすいと言えるでしょう。

☑️良いチーム、良い製品の役割とは？

良いチームは、良い製品や良い市場を生み出すことが期待されますが、必ずしもそうとは限りません。過去に成功した起業家が、次のスタートアップで大金を使いながらも、市場が存在しないために失敗するケースは少なくありません。

また、良い製品が新しい市場を創造することもありますが、これは稀なケースです。VMWareは、革新的な製品によって、オペレーティングシステムの仮想化という巨大な市場を創造しましたが、このような例は多くありません。

結局のところ、悪い市場は、良いチームや製品でも克服できないのです。

☑️スタートアップ創業者がすべきこと：プロダクト/マーケットフィットの追求

では、スタートアップ創業者は何をすべきなのでしょうか？

答えはシンプルです。プロダクト/マーケットフィット（PMF）を達成すること、これに尽きます。PMFとは、良い市場で、その市場を満足させられる製品を提供することです。

PMFが達成されているかどうかは、いくつかの兆候から判断できます。

顧客が製品から価値を得ている

口コミが広がる

利用者が急速に増える

プレスからの評価が高い

販売サイクルが短い

成約率が高い

顧客からの入金が増える

急速に人材を採用している

メディアからの取材依頼が増える

賞を受賞する

投資家が注目する

多くのスタートアップは、このPMFを達成できずに失敗します。スタートアップのライフサイクルは、PMF前（BPMF）とPMF後（APMF）の2つの段階に分けられます。BPMFでは、PMF達成に全てを集中すべきです。人、製品、市場、戦略など、必要なことは何でもする。PMFを達成さえすれば、他のことは後からどうにでもなります。

成功したスタートアップは、PMFを達成しており、他のことは色々失敗していても成功しています。逆に、PMFを達成できず、他のことが完璧でも失敗するスタートアップは数多く存在します。

成功したスタートアップの創業者は、成功要因を誤解していることが多いですが、真の要因はPMFなのです。

僕も彼の考えに完全に同意です。

実際に様々なテーマでコンテンツを作ってみて、明らかにお金になりやすいものがあるんですね。それが「需要があるもの」「市場があるもの」です。

これを見つけることができれば、苦労せずにお金持ちになれます。

✅商売で成功したかったらSTPを意識せよ！

引用元：野上眞一『マーケティング用語図鑑　改訂版』

STPとは、

セグメンテーション（Segmentation）：市場を細かく分けて、顧客層を明確にする
ターゲティング（Targeting）：細分化した市場の中から、狙うべき顧客層を選ぶ
ポジショニング（Positioning）：選んだ顧客層に対して、自社の商品やサービスをどのように認識してもらうかを決める

この3つの要素からなるマーケティング戦略です。

セグメンテーションでは、市場を年齢、性別、地域、ライフスタイルなど様々な要素で細分化します。

例えば、「20代女性、都内在住、美容に関心が高い」といった具体的な顧客層をイメージします。

ターゲティングでは、細分化した市場の中から、自社の商品やサービスに最も適した顧客層を選びます。

例えば、先ほどの例で言えば、「20代女性、都内在住、美容に関心が高い」層をターゲットにする、といった具合です。

ポジショニングでは、ターゲット顧客層に対して、自社の商品やサービスをどのように認識してもらうかを決めます。

例えば、「高品質で、効果の高い美容液」といったイメージを顧客に持ってもらうようにします。

STPを意識することで、

効率的なマーケティング：ターゲット顧客層に絞ってマーケティング活動を行うことで、無駄なコストを削減できます。
競争優位性の確立：独自のポジショニングを築くことで、競合他社との差別化を図り、優位性を確立できます。
顧客満足度の向上：ターゲット顧客層のニーズに合った商品やサービスを提供することで、顧客満足度を高めることができます。

このように、STPは商売で成功するための非常に重要な考え方です。

ぜひ、あなたのビジネスにもSTPの視点を取り入れてみてください。

✅寿命が長くなる=働く年数も長くなる

引用元：『ライフシフト』

「死ぬまで働く」はもはや常識！

ライフシフトという本で興味深い図が出てきました。それは、2007年生まれの子供の半数が到達する年齢を示したものです。

なんと、2007年生まれの日本人の半数は107歳まで生きるとのこと。

これは、働く年数が長くなることを意味します。現在は、65歳くらいで仕事人生を引退する人が多いですが、今後は75歳や80歳まで働くことに。

あなたは80歳まで働ける仕事をしているでしょうか？　僕の場合は、コンテンツビジネスですので、その心配はありません。

歳をとっても働ける仕事を探しておいた方がいいですよ。

✅本能を制御できれば人生はヌルゲー化する

自己啓発の目的は「本能の制御」です。

進化の過程で備わった本能が現代文明では役に立たないんですね。本能を制御できないと損をして、制御できる人は得をする。という事実があります。

例えば貯金。本能に振り回される人は貯金できないですよね。人間が進化してきた環境はお金というものがありませんでした。当時、価値あるものといえば食料でした。肉や果物という人間の生存を担保する上で必要なカロリー源。これらは保存できなかったので、すぐに体に取り込んで脂肪として蓄えるのが正解だったんですね。お金という価値を保存する手段/道具がなかったのでね。そういった環境で何百万年も進化してきたので本能的には目の前にあるカロリー（価値あるもの）をスグに体に取り込んでいくのが賢い選択だったんですね。これが環境が変わって役に立たなくなりました。

現代にはお金があります。お金は価値の保存ができますね。1万円を銀行に置いておけば、3年後も5年後も（多少インフレになったとしても）1万円の価値は保管/保存されて5年後に銀行からおろして使うことができます。あるいは証券口座に入れて全米株式インデックスファンドなどに投資しておくと10年後には3割くらい増えているかもしれない。このように過去の進化してきた環境と現代では全く状況が異なるんですね。原始時代のように価値あるものを即座に使ってしまう人は貧乏になります。それに対して現代環境に最適化して意思決定している人は投資をしてお金を増やすことができます。投資は時間を味方につければ勝ちやすいので20代30代から早めに投資を始める人は70代80代でリッチになります。これだけの話なんですね。

本能は原始時代の代物です。その環境下で役立ったものです。その本能を現代環境に持ってきて使おうとするとほとんど役に立たないんですよ。お金に関してもそうですし、ダイエットに関してもそうです。人間が何か目標を立てて頑張ろうとするときに本能はほとんど使い物になりません。なので自己啓発が必要なんですね。

自己啓発というのは「本能を制御すること」ですからね。

お金を貯める方法で有効なのが「自動化する」ということです。銀行口座にお金が入ってきたら自動的に証券口座に振り分けて、投資にまわす。これが一番お金が増えやすい方法です。お金持ちの多くはこれをしています。毎月定額をインデックスファンドに投じていくというのが現代の最適な投資手法です。本能を使わないという工夫がなされています。本能を経由しないことによって目標達成がスムーズに起こるわけです。自分の手元にお金を持ってきてしまうと、すぐに使ってしまわなくちゃいけないという本能が働きます。外食したり旅行したりネットショッピングで無駄なものを買ってしまう。一瞬でお金がなくなってしまいます。よく人間が言うことで「お金はあればあるだけ使ってしまう」というものがあります。これはまさしく本能に支配されている人の言葉ですね。

確かにそうなんですよ。本能では目の前にある「価値あるもの」は放っておいたら価値がなくなってしまうので、いかに早く使ってしまうかが大事なんですね。だから手元にお金をたくさんもってくる人はお金が貯まらない。お金持ちになりたければ、いかに銀行口座から証券口座に自動的に振り込まれるようにするかです。この仕組み化をやることによって50年後60年後の資産状況が変わってきます。たった一つの仕組化で将来の豊かさが変わってくるのです。

ダイエットに関してもそうです。家に食料がたくさんある人は痩せにくいです。冷蔵庫や戸棚にカロリーが高いお菓子とかパンとか冷凍食品があると食べてしまいます。本能はすぐに消費してしまいたい、口の中に入れて脂肪にしてしまいたいと思いますのでね。その衝動に抗える人は少ないです。ダイエットに失敗する人は家にたくさん食料がある人です。

ダイエットに成功したかったら工夫をしないといけません。家には必要最低限の食料だけにする。買い物する時もカロリーに気をつけ、自分の健康を考えてタンパク質を多めにするとか、ビタミン・ミネラルを多くするとか、そういう風に工夫しないといけません。そして生活の中になるべく運動の機会を入れ込んでいく。エスカレーター/エレベーターを使うのではなくて階段を使うようにする。通勤においてもなるべく歩いたり自転車で行くようにする。散歩やランニングの習慣をつける。1日30分ぐらいはしっかりと体を動かす。そういう習慣をつけることが大事です。

いかに本能を経由しないかがポイントです。ダイエットに失敗する人は本能を介在させてしまっているんですね。家にたくさん食料を置いてしまう。飲食店やスーパーがある環境に自分を持って行ってしまう。体型を気にしなくていい人間関係を築いてしまっている。いろいろな要因はありますが、本能に支配される生活を組み立ててしまっているということなんですね。

本能というのは非常に強烈です。本能を制御することは難しいです。ゆえに自己啓発書が毎日毎日世界中で出版されているんですね。本能を制御するのが難しい証拠です。本能を制御できればお金もたまるしダイエットにも成功します。その結果、健康で長生きできてやりたいことができます。

自己啓発書を手に取る時は今回の話を思い出してください。自己啓発の目的は本能をどう制御するかです。本能とどう付き合うかです。自己啓発書には本能との付き合い方が載っています。人間が勉強する意味というのは本能をどう制御するのかっていうところに結局のところつながってきます。すべては快適に豊かになるために勉強するんですね。勉強すればするほどヒトについても社会についてもよくわかるようになってきます。メカニズム/仕組みがわかるようになります。そうすればどこに問題があるのかっていうのが分かってきますから対策を打ちやすくなるんですね。

先ほど言ったようにお金を貯めたかったら自動化する。給料が入る口座から自動で証券口座に振り込まれて自動で投資が完了してしまうようにする。ダイエットについても自宅に食料をたくさん置かない。こういう風に仕組化することによって本能を制御することができます。ポイントは本能っていうのを「甘く見ないこと」です。「意志の力」はあてになりません。どれだけ意識高く自分は成功してやるんだって思っても本能には抗えません。排泄行為とか眠るとか、こういったものは本能ですがこれを意志の力で制御することはできませんよね。それと同じくらいお金をすぐに使ってしまうんですね。カロリーが高い食べ物を口に放り込んでしまう。ものすごく強い衝動なんですよ。なので本能には勝てないということをまずは認めてしまう。その上で対策を練っていく。行き着くところは結局のところ自動化/仕組み化です。本能をいかに介在させないかが大事です。まずは投資の自動化から取り組んでみましょう。

✅日本よりもアメリカに投資せよ

引用元：トウシル「ナスダックとNYダウがいつも日経平均より強い理由：コロナで第4次産業革命が加速」

グラフをご覧いただければ一目瞭然です。アメリカ経済は右肩上がりで成長を続けています。一方、日本経済はバブル崩壊以降、低迷から抜け出せずにいます。

このグラフは、1990年から2020年までのNYダウ（アメリカの代表的な株価指数）と日経平均（日本の代表的な株価指数）の推移を示しています。赤色の線で示されたNYダウは、ITバブル崩壊やリーマンショックなどの影響で一時的に下落することはあっても、長期的には力強い上昇トレンドを描いています。特に2010年代以降の上昇は目覚ましく、アメリカ経済の堅調さを物語っています。

一方、青色の線で示された日経平均は、1990年代初頭のバブル崩壊以降、低迷を続けています。2000年代初頭に一時的に上昇する局面もありましたが、その後再び下落し、2020年時点でもバブル期の水準には遠く及びません。このグラフからも、日本経済の長期的な停滞が読み取れます。

このような状況を踏まえると、投資先として全米株式インデックスファンドが有望であると考えられます。全米株式インデックスファンドは、アメリカの主要な企業の株式に分散投資するもので、アメリカ経済全体の成長の恩恵を受けることができます。

✅アンチをどうするか