英会話の上達には明確な目的を持つこと

50歳を過ぎてから、ゼロから始めた英会話レッスン。漠然とした目的ではなく、明確なゴールを持つことが、学びを続けるためにとても大切だと感じています。学生時代のテスト勉強とは異なり、英会話の習得にはまったく別のアプローチが必要です。私は暗記が苦手なので、言葉を感覚やイメージで捉えながら、独自の方法で英語を学んでいます。もちろん、ネイティブの先生も私の目標やレベルに合わせてレッスンを行ってくれていますが、それだけでは不十分な部分もあります。結局のところ、目的に向かった自分自身の努力と工夫が、上達のカギだと実感しています。

英会話を習おうと思ったきっかけ

私が英会話を勉強しようと思った理由、そしてゼロからスタートした私が、7年後には英語を使う仕事をするまでに至った過程を、時系列でお伝えできればと思います。あくまでも私の目的は、資格試験やビジネス英語ではなく、日常会話や外国人の小学生レベルの会話ができるようになること。もし同じような目標をお持ちの方には、少しでも参考になれば嬉しいです。

もともと私は海外旅行が大好きで、旅先では「話したい気持ち」と「ボディランゲージ」だけでなんとかコミュニケーションをとっていました。でも、正直言うと英語は大の苦手でした。幼稚園の頃、一度だけ近所の英会話スクールに通った記憶がありますが、覚えているのは歌だけ。学生時代の英語の成績も最下位に近く、塾でも対応できないと言われてしまうほど。長い間、英語は私にとって「苦手な科目」のひとつでした。しかし、高校1年の時に行った海外旅行で、初めて外国人と話す楽しさに気づきました。海外にいると、なぜか自分が生き生きとしているように感じ、それがきっかけで海外旅行にのめり込んでいったんです。

毎回、旅行前には「旅行英会話本」を買って数秒で覚えたフレーズを試してみるものの、返ってくる言葉は全く理解できず…。それでも、旅行が終わるとその熱も冷め、結局何も変わらないままの日々が続いていました。

50歳からの新しい挑戦でも遅くない

子育ても一段落し、50歳を過ぎて「また海外旅行を復活させたい」と漠然と思い始めた頃、娘がオーストラリアに1年間留学することが決まりました。娘に会いに行くため、どうせなら英会話を少し学んでから渡航しようと思ったのが、私にとって「人生最後の大きな英会話チャレンジ」だと感じた瞬間でした。英会話は体力はつかわず、頭を使います。ちゃんとした目標があれば、年齢関係なくできるのが英会話だと思っています。最初からあきらめるのではなく、まずは挑戦することが大切です。そして、考えるよりまずは行動に起こすこと＝初めの一歩を踏み出すことがとっても重要となります。

あれから7年後の今

それから7年が経ち、私は今、子どもたちに英語の楽しさを教え、海外の子どもたちに日本語を教える仕事に携わっています。英語の「be動詞」すら忘れていた私が、ここまで来られたのは、年齢に関係なく、勉強の仕方やモチベーション次第で道が開けると実感したからです。私の方法がすべての人に当てはまるかはわかりませんが、少なくとも、自分に合ったやり方で挑戦し続ければ、必ず成果は見えてくると信じています。この経験が、少しでも誰かの英会話学習のヒントになれば嬉しいです。

今回は

・英会話スクール探しの旅

・英会話スクール体験の試行錯誤

・アメリカ出身のネイティブ講師と初待ち合わせと、レベルチェック

今回は、上記の内容をお伝えさせていただきます。

途中ネイティブから受けたレベルチェックを具体的に2種類(アルファベットVer.　数字Ver.)をシェアしています。

⇒このために、ネイティブに再度録音してもらいました。是非どんなものか皆さんチャレンジされてみてください。(各2分前後)

回答はその下にURLでリンク張ってありますので、各自チェックしてみてください。