ダランベール法は勝率が50%で勝てば2倍配当を得られるゲームで使用する資金管理法です。これをFXに適用したトレード方法をご紹介します。

たとえば1単位を1,000通貨とした場合、最初のロット数を10,000通貨とすれば利益が出たら次のロット数は1単位の1,000通貨を減らして9,000通貨とし、逆に損失が出たら1単位増やして11,000通貨とします。

注文は毎朝7時過ぎ（冬時間なら8時過ぎ）に出しておくだけで、1日そのまま放置できます。そのため会社員の方やフリーランスの方でもあまりトレードに時間をかけられないような方におすすめの方法です。

通貨ペアは1種類でもよいのですが、資金に余裕があれば複数の通貨ペアで運用するとよいでしょう。

ドル円の2024年1月から8月15日までで運用した場合には、次のような成績になります。

期間：1月〜8月15日

結果：のべ9,800pipsのブラス

これは1単位を1,000通貨で運用した場合、10,000通貨から取引を初めると98,000円の利益となることを意味します。

ポジションのロット数は10単位からスタートして最大で19単位まで増加し、8月15日の時点で5単位です。利益は一時、最大で10,030pipsとなっています。

朝に注文を出すだけの方法なので、スイングトレードに興味のある方や会社員の方に役立つと思います。

※ ドル円での運用例

以下のような形で運用します。

ポジション

決済

以下に具体的な運用方法を説明します。また基本的に注文は朝に出すだけですが、デイトレードにも応用できますので、そのやり方も説明しています。

【2024.8.27 追記】

移動平均線との組み合わせの方法を追記しています。