FXトレードをする方は、チャートをチェックすると「半値戻し」と呼ばれる現象がよく起こることをご存じだと思います。

これは安値から高値をつけたあと、あるいは逆に高値から安値をつけたあとに反転して、その高値と安値の半分の価格まで値を戻す現象です。

さらに半値戻しをしたあとは、方向感が出ずに高値と安値の範囲内で上下動を繰り返すこともあります。

さて、FXトレード方法のひとつとして、この半値戻しを利用する人は少なくないと思います。しかしその多くはおそらく、半値戻しのタイミングでポジションを建てるのではないでしょうか。

ここでは、半値戻しをした時点で利益が出るようなFXトレード方法を取り上げます。その際の「ロット数の計算方法」を説明した記事になっています。

半値戻しでの利確を狙って売り上がり、または買い下がりをした場合に複数のポジションを建てると、たとえば買いポジなら平均価格が半値よりも高くなると利益が出ません。

そこで買い増しあるいは売り増しをする際には、ロット数を増やす必要が生じる可能性があります。

しかしそのタイミングがいつになるのかがわからない以上は、ロット数をどれだけ増やすのかを事前に決めておくことはできないでしょう。

そこで買い増しあるいは売り増しの注文を出す時に、その時点でロット数をどのように計算すればよいのかを説明します。

※ この記事はあくまでも、ロット数の計算方法のみを説明するものです