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餅 つき名人カルト
カルトって奴は有り余る才能で以て、見事に絵に描いた餅を作る名人で、それを一種のフィクションと捉えてもいいしネットビジネス自体の秀逸なパロディを演じる芸人と捉えてもいいと思うのだけど、本人はその批評性自体に意識的なのかどうか?むしろ大真面目で餅を描いているところに味と一抹の悲しさが宿る愛すべき人物なのである。今回はその餅も、もしかすると絵ではなく本物に化けるかも知れないというような気配も持ちながらもやはりお決まりの悪ふざけが過ぎて破綻しているような気がする。そもそもこの方法を誰もやらないのはモチベーションの維持などの難しい悪手だからということもあると思う。しかしネットビジネスをなぞらえた体験型エンタメとして優れていてしかも楽しみながらビジネスの構造の勉強になり、作品として傑作と言うに値する。これで本当に稼ぎ・稼がせの構造が確立するのか?私自身この方法には魅力を感じていて、ヒントを得たところもあります。結果が楽しみです。(マジメにレビュー書いて興ざめでゴメン)