1-1、講座の特徴

https://youtu.be/LG8VGTZE9Wc

・手を動かして、作って、楽しい３つのアプリを作ります。

・限定動画で細かく解説。挫折させません。

・本講座の最後に「webアプリ設計の手順」「初心者でも稼げるプログラミングの副業」の有料記事をつけています。

1-2、環境構築と初めてのプログラム

https://youtu.be/H-TImEk5gxs

PHPとは、「Personal Home Page」のことで、名前の通りWeb開発に特化している言語です。また、人気があり求人数も多い上に覚えやすいため、初心者でも手をつけやすい特徴があります。

プログラムはコンピュータに与える命令の集まりです。プログラムを書くための仕様を定義したものが「プログラミング言語」であり、PHPもその1つです。インターネットを通して利用するソフトウェアをWebアプリケーションといいます。PHPはWebアプリケーションを作るためのプログラミング言語といえます。

Webページの正体は、HTMLという規則で書かれた文字だけのファイル(テキストファイル)です。ブラウザは HTMLファイルを受け取って、これまたHTMLの規則に従って画面表示します。

「PHP は Web ページを作るためのプログラミング言語」と書きました。でも、実は PHPという言葉には「プログラミング言語」の意味と、「処理するシステム」という意味の、2つがあるのです。つまり PHP は Web サーバー側にインストールする必要があるということです。逆にクライアント側には必要ありません。

環境構築とは

初めてのプログラミング言語を触る際、環境構築を必ず行います。いきなりコードを書いても、自分のPCにその言語を動かす環境を整えていなければ、プログラムが動かないからです。バットとボールとグローブが無いと、野球ができないことと一緒です。

MAMPとは何なのだろうか?

PHP の仕組みは Web サーバーに置く、ということがわかりました。つまり、Web サーバーがないとPHPの勉強ができない、ということです。では、はじめてPHP を体験するみなさんは、いったいどこにあるWeb サーバーを使えばよいのでしょうか。

PHP を体験するには Web サーバーとデータベースと PHP 処理システムが必要です。データベースとは何か? まだわかりませんよね。とにかくこの3つが必要なのです。

実はこの3つをあなたのPC で一度に使えるようにするソフトウェアがあります。それが MAMP です。MAMP は Apache(アパッチ)という名前の Web サーバー、MySQL(マイエスキューエル)という名前のデータベース、もちろん PHP も、まとめてあなたの PCで使えるようにしてくれる優れものです。

MAMP が動作すると、みなさんの PC がクライアントと Web サーバーの2つの機能を持つようになります。みなさんが PHP を勉強するときは、クライアントである自分の PCから、Web サーバーである同じ自分のPC にアクセスすることになるのですね。

MAMPをインストール

MAMPとは

M:Macintosh

A:Apache

M:MySQL

P:PHP

の略であり、Webアプリケーション開発に必要なソフトウェアを、まとめてPCにインストールすることが出来ます。

知らない英単語ばっかで混乱するかもしれませんが、今は「MAMPをインストールしたらWeb開発が出来る様になる」くらいの認識で大丈夫です。

ソフトウェアを追加して利用できる状態にすることをインストールといいます。プログラミングの世界では、インストールから戦いが始まります。この手のソフトウェアでは動作するまでに長い道のりがある、というのが相場です。でもMAMPなら、ほぼNextをクリックするだけでインストールが終了します。

まずはMAMPをダウンロードしましょう。MAMPにはWindows版とMac版の両方が用意されています。ここでは両方のインストール手順を解説します。ところで、Windowsをお使いの方はファイルの拡子(ファイル名の後にある「.zip」など)は表示されていますか。もし表示されていないようでしたらあらかじめ、表示させてください。

１、表示タブを選択

２、ファイル名拡張子にチェックを入れる

MAMPは以下のURLからダウンロードします。

https://www.mamp.info/en/downloads/

MAMPにはフリー版の MAMPと有償版の MAMP PRO があり、インストーラは共通になっています。説明ではフリー版の MAMP のみを使用します。

基本的には[Next]をクリックするだけで終了します。

MAMPのインストール(Windows 版)

１、Select Startup「Language」で言語を選択する画面→[ English]のまま[OK]をクリック

2、「MAMP PRO」と「install Apple Bonjour」のチェックを外し→[Next]をクリック

3、ライセンスに関する文章で「I accept the agreement」を選択し→[Next >]をクリック

4、インストール先のフォルダまたは「C:¥MAMP」のまま→[ Next ]をクリック

5、ショートカット作成のフォルダは「MAMP」のまま→[ Next ]をクリック

6、デスクトップに MAMP のアイコンを作成するため、「Create a desktop icon」にチェック

７、インストールの内容が表示されるので→[ Install ] をクリック

8、インストール作業が開始される

9、セットアップが完了したら→[Finish]をクリック

MAMPのインストール(Mac版)

1「ようこそ~インストーラへ」、「大切な情報」の画面で→[ 続ける]をクリック

2「使用許諾契約」の画面で→[続ける]をクリック

3上部に「~使用許諾契約の条件に同意~」が表示されたら→[同意する] をクリック

4「インストールの種類」で→[インストール]をクリック

5インストール作業が開始される

6「概要」の「インストールが完了しました」の画面で→[閉じる]をクリック

1.MAMPのダウンロード

ダウンロードが開始します。

※広告が表示されますが、画面のグレー部分を押下すれば消えます。

2.MAMPのインストール

ダウンロードしたファイルを実行します。

インストールが開始するので、「続ける」を押下します。

「続ける」を押下します。（プリントや保存しても良いです。）

「続ける」を押下します。（プリントや保存しても良いです。）

同意の確認が出るので、「同意する」を押下します。

今回は、インストール先を変えずに「続ける」を押下します。

「インストール」を押下します。

インストールが開始するので、完了まで待ちます。

「インストールが完了しました。」と出たらインストール完了です。

インストーラーは不要になったので、「ゴミ箱に入れる」を押下します。

MAMPのインストールは以上です。

3.MAMPの起動

MAMPのインストールが完了すると、アプリケーションに「MAMP」と「MAMP PRO」が入ってるはずです。

※「MAMP PRO」は「MAMP」に機能が追加された有料版なので、今回は使いません。

MAMPのフォルダを開き、「MAMP.app」を起動します。

起動すると広告が出てくるので、左下のチェックを外し、閉じます。

「Start 」を押します。

4.確認

起動後、勝手にブラウザが開き以下ページが表示されます。

このページが表示されると、MAMPの起動は完了です。

VS Code

プログラムを書くのにはエディタと呼ばれるソフトウェアが必要です。本説明では「Visual Studio Code」を使います。略してVS Codeには、プログラミングに便利な機能がたくさん備わっています。

https://code.visualstudio.com/download

上のURLからダウンロードページへとびます。

次にインストールするためのファイル「インストーラー」をダウンロードしてください。MacとWindowで分かれているので、パソコンに合わせてインストールをしてください。

あとは指示に従ってVS Codeをインストールしてください。

Windowsではデスクトップのショートカットをダブルクリックして起動します。Macの場合はアプリケーションフォルダーのVisualStudioCode.appをダブルクリックして起動します。VSCodeを日本語化します。現時点では画面表示が英語になっています。公式の拡張機能をインストールして日本語化行います。画面左端の四角形が４つかかれたボタンをクリックして、検索欄でJapsneseと入力してください。そして「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をインストールしてください。

Hello World

テキストエディタを開き、以下を入力して下さい。（テキストエディタはVisualStudioCodeを使用します。）

<?php

echo "Hello World!";

?>

ファイル名を「HelloWorld.php」にして、「/MAMP/htdocs」に保存します。

ドキュメントルートについて

PHP プログラムはドキュメントルート (Document Root)に保存します。ドキュメントルートとは、Web サーバーによって外部に「公開されるフォルダ」のことです。このフォルダ以下にあるファイルやフォルダは、たとえば「http://localhost/…」という URL で、Webブラウザからアクセスできます。 PHP プログラムは、すべてこの公開されるフォルダに置きます。Windows では「C:\MAMP\htdocs」、Mac なら「/アプリケーション /MAMP/htdocs」が「公開されるフォルダ」になります。

ブラウザを開き、「http://localhost/HelloWorld.php」へアクセスする。

画面に「HelloWorld!」と表示されたら成功。

ローカルサーバーへのアクセス

http://localhost/フォルダ名/ファイル名

Mac版MAMPを使うときの設定

macOS にはもともと Apache がインストールされており、80 番ポートを使用する設定になっています。このプリインストールの Apache はユーザーが明示的に起動する必要があるため、たいていは起動されていないことが多いでしょう。

Mac 版の MAMP では、プリインストールの Apache が起動されている場合を考慮して、MAMP によってインストールされる Apache が使用するポートがデフォルトの80番から8888番に変更されています。同様に MySQL が使用するポートもデフォルトの 3306 番ではなく8889番です。このため localhost にアクセスする場合、「http://localhost:8888/~」のようにホスト名に「:8888」をつける必要があります。

使用されているポートを調べる

Mac で現在使用されているポートを調べるときは、まず Spotlight 検索を起動し、「ネットワークユーティリティ」を検索します。スキャンが終了して、上記のように何も表示されない場合は、現在ポートは使用されていませんので、変更も可能です。もし、80番や 3306番が使用されていて、たとえば「Open TCP Port: 80 http」などと表示された場合は、ポートの変更をあきらめてURL に「:8888」をつけて運用しましょう。

環境構築まとめ

PHPの環境構築は以上です。

MAMPを使うことで、PHPだけでなく、Web開発の環境も同時に作りました。

環境構築がうまく行かない場合は、MAMPのインストールが失敗してたり、ファイルを置く場所やURLが間違ってたりするので、もう一度確認してみて下さい。

PHPを学べば、ユーザーからデータを受け取りそれを表示するなど、実際のWebサービスで必要な機能を作ることが出来ます。