ブログとの出会い

31歳の秋、私は会社員生活の傍ら、朝晩の時間を使ってブログを書き始めました。

地方の中小企業に勤めていた私は将来の不安を感じていたのです。

そこで、ブログアフィリエイトで副収入を得ようと行動を起こしたのがきっかけでした。

それから1年以上ノウハウコレクターとして結果が出ないまま、いろいろな教材や塾を買い漁ることになるとは。

まさかこの時は夢にも思っていませんでした・・・・（泣）

「努力は必ず報われるはずだ！」と意気込んで始めたものの、現実はそんなに甘いものではなく、無料ブログを200個作ったりもしたのですが、ずっと真っ暗なトンネルの中にいるような苦しい時期を過ごしました。

いくら寝る間を惜しんで記事を書いても、月１万円も稼げない・・・。

そして、努力が報われない期間が続くと、もっと楽に稼げる方法がどこかにあるんじゃないか、と考えてしまい・・・

その結果、いろんなノウハウを買い漁ることになります。

そして、あっという間に借金が増えていきました。

今思えば、とにかく手っ取り早く稼ぎたいと思い詰めていて、じっくり腰を据えてSEOライティングに取り組まなかったことが、失敗の要因でした。

私はもともと器用な方ではないので、ちょっとつまんだくらいで結果を出せるタイプではありません。

会社の仕事をしながら、副業でもすぐに結果を出せるようなタイプではなかったのです。

しかし、その時は変な自信というか、なんとかなるだろうという安易な開き直りがありました。

情報商材や高額塾の支払いにクレジットカードで100万円以上借金をしてしまったにも関わらず、「これだけお金を払ったからきっと稼げるようになるだろう。」という謎の思考をしていました。

恥ずかしい過去です。いくらお金を払っても、正しく実践しないと稼げるようにはならない。

そう当時の自分に教えてあげたいです。

ターニングポイントは選択と集中でした

数多くの失敗を経験することで、私自身ができることとできないことがようやく見えてきました。

ようやく１つのことに集中して取り組む覚悟が決まりました。

それが『SEOライティング』でした。

この覚悟が大きな転機になりました。

まずは数をこなすことに決めました。

それ以外の情報には目もくれずにやりきる決心をしました。

まずは100記事を目標にとにかく全力を注ごうと決めて、集中して記事を書いていきました。

そして、SEOライティングを学ぶために、東京や大阪で行われるセミナーに度々参加して、徹底的に学びを深掘りすることにしたのです。

参加したセミナーは、それぞれ別の主催のセミナーでした。

同じSEOライティングについて違う人の話を聞こうと思った理由は、違う角度から話を聞くことで、SEOライティングのエッセンスを深く学ぼうと思ったからでした。

この一点集中作戦が功を奏して、資産ブログで結果を出すことができました。

その結果・・・

・開始7ヶ月目 90万アクセス

・開始10ヶ月目会社を辞めて独立

・開始13ヶ月目 150万アクセス

一点集中することが如何に大事なのか、身をもって体験しました。

ブログのライティングは本来難しいものではないので、一度きっかけが掴めたら誰でもすぐに書けるようになります。

大学教授のような専門知識も不要ですし、プロのコピーライターのような実戦経験も不要です。

だからこそ、主婦やサラリーマンや学生でも稼げるのです。

たとえば、ダイエットで5kg痩せたのであればその体験をブログに書いていくことでダイエット商品を販売することができますし、転職に成功した経験があればその体験をブログに書いて転職サービスのアフィリエイトができますし、英語が話せるのであれば英語の学び方や体験談をブログに書いて英語教材を販売することができます。

筋トレブログでも、DIYブログでも、折り紙のブログでも、ファッションブログでもテーマは何でもいいのです。

楽天やAmazonで買い物をした人であれば、楽天やAmazonの商品のレビューをブログで紹介するだけで、ブログ収入を得ることができます。

日本文化を紹介するブログであれば、Googleアドセンス広告で収益化することができます。

このように日常生活のちょっとした疑問にアンテナを張れば、誰でもスラスラ書けて楽しく稼げる。

それがブログのいいところなのです。

ここでは、私自身の体験だけではなく、クライアントの体験から分かったことをベースにノウハウの基本的な部分をまとめました。

実際に指導してきて結果につながってきたことをお話していきますので、ぜひ参考にしていただけたらうれしいです。

SEOライティングとは

この章ではライティングについての基本的な話をします。

ここでお伝えしたいことは、そもそもSEOとはどういう考え方で取り組むべきなのか、というブログ運営の前提となる部分です。

この思考力がないと土台がグラグラしてしまうので、様々な迷いが生じる原因になります。

基本的なことと侮らずに、意味を真剣に考えながら読んでいただけたらと思います。

最大のポイントは『ユ―ザー目線』

ユーザーの役に立つ記事を書くと、なぜアクセスが集まるのか。

このメカニズムをどれだけ深く理解するかによって、SEOライティングの土台の強度が決まります。

キーワードは『ユーザー目線』です。

Googleは検索ユーザーにとって便利な検索システムになるよう、常に進化し続けています。

なぜかというと、Googleは広告収入で成り立っている企業なので、Googleの検索エンジンを使うために、たくさんの人が集まる状態を作りたいからです。

たくさんの人が集まる媒体だからこそ、そこに広告価値が生まれてきます。

もし検索ユーザーから使いづらいと思われたら、利用者が減り、広告価値が下がり、Googleという会社が成り立たなくなる。

なので、Googleは「この検索エンジンは役に立つよ」と検索ユーザーに役立つ記事を提示するために、常に進化し続けている、ということなのです。

2,3年ブログ運営をした方であればご存知と思いますが、Googleは定期的にアップデートを行っています。

その度に検索結果が大きく変動します。

しっかりとユーザー目線の本質を掴まないと、その変動に翻弄されることになります。

読者の役に立つとはどういうことか

安定してブログにアクセスを集めるためには、検索ユーザーにとって役立つ情報をブログに書く以外にありません。

この理解を少しずつ深めていきましょう。

まず、役に立つ情報は人によって違うということ。

たとえば、子供の悩みというのは、どの親も持っているものですよね。

しかし、子供の悩みと言っても、

・子供が勉強しないことの悩みなのか

・赤ちゃんが夜泣きするという悩みなのか

・子供が病気になった悩みなのか

など様々な種類があります。

ですから、子供の悩みについて万人の悩みを解決する記事は書けないのです。

ここ、大事なポイントなので繰り返しますね。

万人の悩みを解決する記事は書けないのです。

役に立つ記事を書くためには、まず前提として、記事を読む相手が何に悩んでいるのか、を知らないと書けない、ということです。

「誰（どんな悩みを持った人）に向けた記事なのか」

を明確にすることが大切なのです。

そして、子供が勉強してくれないという悩みを持っているお母さんに対してはいろいろな提案ができます。

オススメの教育本を提案したり、栄養面からサプリの利用を提案したり、集中力をアップするトレーニングを提案したり、いろいろな角度から提案できます。

このように人にフォーカスすることで、いろいろな商品やサービスの販売につなげられるようになるのです。

つまり、ブログで収益化しやすくなるということです。

立ち位置を明確にする

情報というのは、誰がどんな立ち位置から伝えるのか、によってずいぶんと印象が変わってしまいます。

大ベテランという立ち位置なのか、中堅なのか、初心者なのか。

専門家なのか、素人なのか。

そういう立ち位置です。

もしあなたが専門家や大ベテランでないのであれば、相手の1歩2歩先にいる少し先輩の立ち位置を意識するとうまくいきます。

私はよくクライアントに対して、

「あなたを慕ってくれる後輩から相談されたときのことを考えてください。その相談に対して、どのようなアドバイスをするでしょうか？」

と確認します。

ここをリアルに考えてみるとうまくいくのです。

たとえば「子供が言うこと聞かずに困ってるんですけど・・・こういうときはどうすればいいんですかね？」と相談されたとしましょう。

あなたなりの体験や知識を相手に分かりやすく伝えれば、あなたに相談した後輩はきっと喜んで「ありがとう！」と言ってくれますよね。

ブログで読者に喜んでもらうというのはその程度のことなのです。

何もあなたが教育の専門家である必要はないのです。

専門家であれば専門家としてのアドバイスをすればなおいいですが、もし専門家でなくても1歩2歩先にいる先輩としてのアドバイスでも十分役に立てるのです。

ちなみに、十分な経験がない人が、さも教育研究家のような言い方をすると「本当に信じていいのかなぁ」「なんかうさんくさいなぁ」とかえって相手に違和感や不信感を与えてしまうことになります。

無理やりに背伸びをするとおかしくなるので、どういう立ち位置で相手に伝えるのかが非常に重要なのです。

「あなたの考え＋根拠」を伝える

今やネット上には様々な情報が溢れており、正しい情報と間違った情報が混在しています。

それにそもそも答えがいくつも存在するような問題もあります。

たとえば、ダイエットで悩んでいる場合、厳しい食事制限をするやり方、酵素ドリンクを飲むやり方、炭水化物を抜くやり方、食物繊維を摂るやり方、ハードなトレーニングをするやり方、など世の中にはいろいろな解決法があります。

書店に行くと、●●ダイエット、と新しいメソッドが次々に出版されています。

このようにダイエットというテーマは、個人差によっていろいろな解決法があり、絶対的な正解が存在しない類の問題なのです。

他にも人間関係だったり、結婚問題だったり，仕事の悩みだったり、お金の悩みだったり、ダイエットと同様に絶対的な正解がない問題が現実にはたくさんあります。

このように検索ユーザーは、世の中に情報が溢れているので、どの情報を取り入れるべきか分からずに迷っているわけです。

そんな時に人は信頼できる人の考え方を参考にします。

ですから、そのヒントになるような話をしてあげたらいいわけです。

つまり、あなたがそのテーマについてどう考えるか、そしてそれはなぜなのか、というあなたの意見をハッキリと明快に伝えるということです。

その際「いろんな解決法があるけど、●●がベストだ。なぜなら～～」というように「あなたの考え＋その根拠」をセットにして伝えると説得力のある主張ができます。

なお、あなたの意見が唯一絶対の正解ではありませんから、その意見をどう受け取るかは相手に委ねるしかありません。

相手を従わせようとするのはNGですし、押し付けるのもNGです。

あくまでもあなたが考えるベストを伝えるだけなのです。

最終判断は相手にボールを投げて任せればいいのです。

そうすると、ハッキリと明快に意見を伝えたとしても、一方的な押し付けになることはないですし、セールスしても押し売りっぽい雰囲気にならないのでご安心ください。

むしろ、頭の中が整理できるので「ブログを読んでよかった！ありがとう！」と感謝されたりするくらいです。

はい。ここまでよろしいでしょうか。

すでにブログを運営している方は今一度ふりかえってみてください。

これからブログを新規で立ち上げる方は、何度も読み直していただけたらと思います。

ライティングの事前準備

それでは実際に記事を書き進める手順について解説していきましょう。

ユーザーに役に立つライティングをするためには、何も準備せずにいきなり書き出すのはオススメしません。

しっかりと読者の悩みを把握して、どのように伝えると分かりやすいかなぁと考えることが大切だからです。

むしろ、

「ライティング前の準備によって、記事にアクセスが集まるかどうかが決まる。」

と言っても過言ではありません。

そのくらい大事なことをお話してきます。

この章では、具体例として「ブログ」についてGoogleで検索してきたユーザーのことを考えながら、話を進めていきます。

読者の悩みについてリサーチをする

まずあなたがGoogleで検索する時のことを考えてみてください。

「●●について知りたいなぁ」

という思いがあって、検索をしますよね。

つまり、検索をする背後には、必ず何らかの悩みが存在しているわけです。

その読者さんの悩みの実態をリサーチすることが、ライティング準備の第一段階になります。

悩みのリサーチで使うのはQ&Aサイト、そして、Googleです。

Q&Aサイトとは、教えてGooやYahoo!知恵袋、などのこと。

Q&Aサイトには、様々な悩みが投稿されており、その悩みに対してのアドバイスもたくさん投稿されています。

読者の悩みのリサーチするのにもってこいなのです。

私は、教えてGooやYahoo!知恵袋が一覧で表示されるこの無料ツールを使っています。

関連キーワード取得ツール

http://www.related-keywords.com/

たとえば「コーヒー」についての記事を書きたいなら「コーヒー」とこの関連キーワード取得ツールにかけてみます。

そうすると、コーヒー関連のキーワードやコーヒーに関するQ&Aの一覧が表示されます。

その中から記事ネタを見つけることができます。

悩みの種類や、ベストアンサーを把握していきます。

この時の注意点として、思い込みや先入観を排除してください。

ネットで情報収集する人は千差万別なので、リサーチが必要です。

自分の感覚で考えるのではなくユーザー目線で考えるのです。

たとえば、海水浴に行きたいと考える時期は夏と思いがちですが、海外旅行に行く人にとっては冬に海水浴に行く人もいるわけです。

ということは、冬に日焼け止めグッズを販売することもできるということです。

このように読者の目線で悩みをリサーチしていくと、記事ネタの発想も広がるし、収益化につなげる発想も広がっていきます。

ペルソナは設定するな

一般的なコピーライティングでは、たった１人の人に向けてライティングをすると、いい記事が書けると言われます。

確かに間違いではないのですが、ペルソナの設定を勘違いしている人が多いのも事実。

正しいペルソナ設定ができないくらいなら、やらないほうがマシだったりするくらいです。

ペルソナとはある特定の人ですから、「40代前半の女性」だとNGです。もっともっと具体的に細かく設定していきます。

たとえば、42歳の女性、家族構成は？趣味は？仕事は？性格は？など。

そして、実はここに落とし穴があるのです。

なぜなら、勝手な想像で作り出したペルソナは現実離れしていることが多いからです。

それよりも、キーワードや悩みのフレーズで考えるほうが、リアルなターゲット設定ができます。

たとえば、ブログのアクセスが少なくて悩んでいる方向けの記事であれば、独り言で言いそうなセリフを考えてみます。

「あ～あ、もっとブログのアクセスが増えたらなぁ」

「いろいろがんばってるのにブログのアクセスが増えないなぁ」

「どうやったらブログで月1万アクセスを突破できるんだ？」

とかです。

そういう人は

「ブログアクセス増えない」

「ブログのアクセスを増やしたい」

「ブログで月1万アクセス達成するには？」

などのキーワードやフレーズでGoogle検索して、情報収集をするわけです。

そこまで分かったら、あとはGoogleや関連キーワード取得ツールで、それらのキーワードやフレーズ検索を行ってリサーチしていきます。

こうやってターゲット設定をしていきます。

まずは無理やりペルソナを設定しなくてもいいということをご理解ください。

SEOはライバルとの比較で決まる

SEOライティングとはGoogleで上位表示させるライティングのことです。

ここで大事なのは、役に立つ記事を書く必要があるわけですが、Web上に役立つ記事が上位に存在していたとしたらどうでしょうか。

それをさらに上回る情報であれば、価値を生むことができます。

しかし、ライバルを上回れないのであれば価値を生むことができません。

つまり、SEOはライバルの記事と比較した上で、検索ユーザーに新たな価値を提供できるかかどうか、で決まるのです。

新たな価値と言ってもシンプルに考えればOKです。

たとえば、

「Yahooで検索してみると上位に上がってくる記事は専門機関のホームページだなぁ。素人が書いても厳しそうだなぁ。でも、一般人の意見を聞きたい人もいるかもしれない。その視点で悩んだこととか考えたことをまとめてみたら、新しい価値が提供できるかもしれないぞ！」

このように、読者のために何か新しい価値を提供できないか、を考えていきます。

もちろん上位表示するかどうかは、書いてみないと分かりません。

もしライバルチェックをせずにがむしゃらに書くと、100記事書いて1記事たまたま上位表示する、という程度のまぐれ当たりを期待するしかなくなります。

これはかなりしんどい作業です。

しかし、リサーチのコツを掴むと、100記事中20記事くらいは上位表示できるようになります。

同じ100記事でも

・ライバルチェックをせずに、1記事が上位表示できた

・ライバルチェックをして、20記事が上位表示できた

という違いはかなり大きいです。

100記事中20記事を上位表示させることができれば、20倍早くアクセスを集めることができるようになるわけですから。

ポイントはライバルの強さと自分の実力を天秤にかけていくこと。

そして、その判断の精度を高めていくことです。

判断の精度が高まればムダな作業を最小限にすることができるので、効率よくアクセスを伸ばせるようになります。

１記事１テーマの原則を守れ

ライバルよりも価値がある記事が書けそうだと判断したら、いきなり書き出すのではなく、まず記事全体の構成を考えていきましょう。

ライティングで大事なのは、伝えたいことを明確にすること、です。

伝えたいことを明確にするためには、記事の内容がブレることなく一貫性を保たないといけません。

この記事ではこのことを伝える、と決める必要があるのです。

つまり、1記事に1つのテーマを定めるのです。

「誰に」「何を」伝えるための記事なのか。

1記事ずつ説明できるレベルで明確にしておきましょう。

あまり欲張って、あれもこれも書こうとすると、

「何が言いたいのか分からない・・・。」

と思われる分かりづらい記事になってしまいます。

欲張らずに、１記事１テーマの原則を守るようにしてください。

【事例】ブログのアクセスが増えない方向けの記事

1記事1テーマとはいえ、相手の知識レベルや時間軸によって頭の中に思い浮かぶワードが少しずつ変わっていきます。

ちょっとややこしいので具体例で解説します。

たとえば、ブログのアクセスアップの方法論について知識がほとんどない方は、

「ブログアクセス増えない」

「ブログのアクセスを増やしたい」

「ブログで月1万アクセス達成するには？」

などのキーワードやフレーズで情報収集をします。

ところが、情報収集をする中でブログのアクセスが増えない原因がキーワードにあるという知識を手に入れた方は、

「ブログキーワード選び方」

「アクセスが集まるキーワードとは？」

「狙い目のキーワードの見つけ方を知りたい」

というように、頭の中に思い浮かぶキーワードやフレーズが変わっていきます。

このように、知識レベルや時間軸が進むと、検索するキーワードも、知りたい情報も少しずつ変わっていくのです。

このことをご理解ください。

それによって1記事1テーマのターゲット設定が少しずつ変わっていきます。

テーマはできるだけ広く

テーマをできるだけ広く意識したほうがいいのはなぜか。

それは、検索ユーザーが知りたいことは顕在ニーズですが、その背後には裏ニーズが必ず隠れているからです。

この裏ニーズまで意識すると記事の質に厚みをもたせることもできるし、ブログ収益の幅も広がっていきます。

たとえば、ブログで楽天商品をアフィリエイトする場合。

楽天の商品をブログで紹介すると、数％の紹介手数料がもらえます。

これがアフィリエイトの収益構造です。

たとえば、料率5％の20,000円の商品が売れると、1,000円のアフィリエイト報酬ゲット、といった感じです。

この時、商品を紹介するのは表ニーズに対しての提案です。ですが、これだけだと利益を取りこぼしてしまいます。

商品が欲しいというニーズの裏を考えてみると、せっかくなら安くお得に手に入れたい、という思いが必ずあります。

これが裏ニーズです。

このように表ニーズだけでなく裏ニーズにもアンテナを張ることで「せっかく楽天で買い物をするなら楽天カードを作ったほうがお得だよ。」という提案ができるのです。

楽天カードのポイントも付くのでポイントの二重取りができるというメリットも教えてあげられます。

これは、ブログの読者にとってメリットしかありません。楽天カードは年会費も入会費も無料ですし、最初にポイントが付きます。

そのポイントで買い物できるわけですから。

しかも、ポイントの二重取りまでできるわけです。

このように、裏ニーズまで考えることで、欲しい商品のアフィリエイト報酬にプラスして、楽天カードのアフィリエイト報酬を追加でサクッと上乗せができるということです。

ちなみに、ある方法を取り入れると楽天ポイントの3重取りも可能です。

書きながら思いついたので、後ほど購入者特典ページにその方法も追加しておきます。

まずは記事の構成を考える

記事を書くときはまっさらな状態でいきなり書き出すのではなく、まず全体の設計図を書きます。記事の構成要素の大枠を決めるということです。

ブログ記事の構成要素は、

・記事タイトル

・イントロダクション

・見出し１

・見出し２

・見出し３

・まとめ

となります。

記事タイトルには、狙ったキーワードをしっかりと入れます。

その記事を読んでもらいたいターゲットに

「お！なんか自分が知りたいことが書いてありそうだぞ！」

と思ってもらえるかどうかを考えてみてください。

次の、イントロダクションは、映画の予告編のパートです。

検索ユーザーの悩みに共感しつつ、見出し１以降を読めば、

「自分にとって役に立ちそうだ！」

と思ってもらえるように書きます。

見出し１では、検索ユーザーの知りたいことに全力で応えていきます。

つまり、表ニーズの答えを全力で行うのです。

記事タイトル：ブログのアクセスを増やす方法！初心者向けにまとめてみた

見出し１：ブログのアクセスを増やす具体的５ステップ

というように、記事タイトルと見出し１は表ニーズに対して応えていきます。

そして、見出し２以降は、裏ニーズについて、おせっかいおばさんと言われるくらいに「こんなことも知っておいたほうがいいよ。」と丁寧に教えていきます。

そうすることで文章の厚みが出ますし、情報量も膨らませられるので、

「あぁこの視点は気付かなかったなぁ、教えてくれて助かった―！」

と読者に思ってもらえるのです。

たとえば、「ブログのアクセスを増やしたい」の裏ニーズは何かというと、1つには「ブログで稼ぎたい」があります。

そこで、下記のような見出し2のタイトルを付けてみる、という感じです。

見出し２：アクセスが少ないまま収益を伸ばす3つのアイデア

「え？ブログのアクセスを増やさないと稼げないと思ってたけど、アクセスが少ないブログでも稼ぐ方法はあるってこと？それは気になる！」

という感じで、興味を持ってもらえるでしょう。

これが裏ニーズへのアプローチです。

最初は本人の意識にないのが裏ニーズなので、「そんなこと思いもよらなかった！」というインパクトがあります。このインパクトが記憶に残るし、感謝が生まれるのです。

見出し3以降はさらに別の裏ニーズを書いて情報のボリュームを増やしていけばOK。

たとえば、

「ブログの記事ネタの見つけ方」

「ライティングを時短するコツ」

など、ブログのアクセスアップに必要な情報を足していきます。

そして、最後のまとめで、記事全体を通して伝えたいことを書いていきます。

これが人の役に立つ記事の構成です。

まずは、この全体の記事構成を書き出してください。

記事タイトル、見出しのタイトルを先に決める。

それから、ライティングを始める。

この順番です。

これだけでライティングが早くなりますし、先に軸を定めるので書いてる途中で何が言いたいのか分からなくなることも防げます。

記事全体を構成してから書き始める。

ぜひこの順番を守ってください。

ライティングテクニック

この章ではライティングテクニックについて解説していきます。

テクニックというのは表面的な話になります。

細かいテクニックを知りたい方は市販の書籍を読めばいろいろ書いてあります。

10冊くらい読めば必要な知識はすべて手に入ります。

ここで注意してもらいたいのは、頭でっかちにならないようにする、ということ。

ブログに必要なライティングのテクニックは最低限でOKなのです。

知識をいくら増やしても実際のライティングの現場で使わなければ意味がないのです。

大事なことは、拍子抜けするくらいカンタンでシンプルなことなのです。

だからこそ、主婦でもサラリーマンでも学生でもブログで稼いでる人がいるわけですね。