12月29日、形式を少し整えました！

こんにちは、イベントデザイン出身の

販促デザイナーかたくりこのねこ

(@blueblue_snow)と申します。

この記事では、

①マルシェに出てみたいけど

何から手をつけていいのか

わからない人

②マルシェに出ているけど、

しんどいだけで売り上げが

上がらない人

に、向けた内容で「マルシェ出店の仕方」を

元イベントデザイナー(展示会会場制作)

雑貨メーカー企画販売(主に展示会販売)

と、いう職業を経た私の経験を交え

独自の視点で説明していきたいと思います。

第1章　マルシェとは

かたくりこのねこ自己紹介

あらためまして、

フリーランスデザイナーのかたくりこのねこ

と、申します。

学生時代からグラフィックデザインを専攻し

卒業後は、

🌟展示会・イベント会社のデザイナー

🌟雑貨商材の企画営業デザイナー

として、活動していました。

現在は、その経験を活かし

🌟PR販促デザイナー

として、約3年前から

フリーランスで活動しています。

これまで紆余曲折ありました…

学生時代にグラフィックデザインを

学んでいた私ですが、

短大卒業と共に、なぜか空間デザイン中心の

イベント会社にデザイナーで就職しました。

展示会のブース設営や

百貨店のショウウィンドゥ制作など

仕事内容はとても楽しいものばかりで

毎日充実していました。

しかしある時、突然

会社に行けなくなりました。

正しくは、動きたいのに体が動かない

やる気はあるのに布団から出られない。

そんな状況でした。

直近の行動を思い返すと、

百貨店の仕事は営業終了後に現場に集合し、

そこから、翌日営業再開時間までに

施工を終えるというスケジュールでした。

デザイナーである私は、人員不足から

当時、制作までも一気通貫で担っていたので

ブラックな長時間労働がつのり、

ついに体を壊してしまったのです。

そんなブラックな仕事にも関わらず

それでも「やりがい」や「使命感」を

持って、寝ている自分が許せませんでした。

しかし、さすがに3日ほど体が言うことを

きかず寝ていると、色々過去がよぎり

次第に考えが落ち着いてきました。

30代、このスタイルの仕事を続けている

自分が想像できるか。

新卒で入社した自分は、「やり甲斐搾取」

されているのではないのか？

そんなことを考え始め、

もっと自分を大切にしようという観点から

転職をすることにしました。

その後、デザイン会社に就職する予定でしたが

ご縁あって、スタートアップの雑貨メーカー

企画デザイナーとして就職。

デザインをしながらの営業活動や、商品企画など

「売るためのデザインの基礎」は

こちらの現場で叩き込ませていただきました。

この頃から、

本業の傍ら知り合いや店舗さんから、

デザインやマルシェのお仕事を

手伝わせてもらったり、一緒に出店したり

結局、忙しいながらも

楽しい毎日を送っていました。

そして、結婚出産と共に退職。

しばらく子育てに集中していましたが

私のスタイルは、オンラインでも完結でき

経験は、みなさんの役にも立てるはず

そんな想いから、

2022年12月にフリーランスデザイナー

として、活動を再開しました。

初めは、ハンドメイドでネットショップを

開設してみたり、

SNSマーケティングを受講してみたり、

様々なコンサルセミナーに足を運んでみたり

と、本当にいろんなことにチャレンジしました。

しかし、どれも続きませんでした。。。

何をしても続かず、うまくいかない。

何をしても失敗していた私ですが、

自分を棚卸ししてみようと試みた結果、

私には

デザインで人の商品の魅せ方を変え、

埋もれている良いものや人を応援していく

ことができる。

そんな根源を見つけました。

そんなことが理解できるようになり、

過去からは考えられないような、

自由と心の余裕、そして健康を

手に入れたような現在です。

さて、

長くなりましたがここからが本題となります。

マルシェってなに？

マルシェ（Marché）はフランス語で

「市場」を意味し、

歴史的にはヨーロッパに遡ります。

中世ヨーロッパの市場文化であり、

特に中世のフランスでは、

マルシェは小売業の売買の場ではなく、

人々が交流し情報を交換する

「社交の場」としての役割も

果たしていました。

その伝統をアレンジして、

現代日本では、

地元産のオーガニック食品や

手作り工芸品を扱う

「ファーマーズマーケット」

「クラフトマーケット」

と、して都市部から郊外まで

様々な特色のマルシェが開催されています。

食材販売だけでなく、

手作り雑貨や地域文化をテーマにした

イベントも多く開催されています。

ところでマルシェって、どのくらい売れるの？

正直なところ、

ジャンルやマルシェ全体の雰囲気、

当日の天候など、

様々な要素で、売れる売れないは

大きく左右されます。

出店の目的とメリットデメリットを

出店者が理解し、

その場をどう活かしていくかで

マルシェ出店の効果は変わります。

その辺りを重点的に理解し

マインドセットの元、

出店に挑んでもらうと

効果が倍増すると断言します。

日本国内でのマルシェ普及状況

日本国内では、

地域活性化や地元産業の振興を目的として

マルシェが行われていることが多いです。

マルシェという言葉も

随分認知されてきましたね。

地域産品やオーガニック商品、

コミュニティの場としての役割、

企業や自治体の積極的な参入

などが挙げられます。

では実際のマルシェでは、

どんな商品が求められているか？

国内マルシェのトレンド分析を行いました。

●テーマ性に強化したもの

オーガニック、エシカル、地産地消など

特定のテーマに特化した内容

例 )

白砂糖を使用しないオーガニックスコーン

●体験型ワークショップ

ワークショップや試食会など、

体験を提供する出店が増加

例 )

アルコールインクアートで作る

手作りうちわ体験

●デジタル活用商材

すぐに携帯に作成データを納品したり、

キャッシュレス決済対応商品

例 )

その場で納品できる、似顔絵データや写真データ

また、地方の特産品を都市部で販売し

地域振興やまちおこしにつなげるイベントが

増えています。

地域性やターゲット層に応じた

戦略商品を作成すれば、

主催側から求められる傾向が高まります。

国内マルシェでは健康・環境・個性・手軽さがキーワード

これらを鑑みて、

これから出店内容を考える方は

オーガニック・自然派商品

地元産の野菜や果物、無添加の加工食品、

ジャム、ハチミツなど

健康志向やエシカル消費を意識した商品

手作り・クラフトアイテム

作り手のストーリーが感じられる

ハンドメイドアクセサリーや雑貨、革製品、

陶器など個性的な作品

サステナブル商品

リサイクル素材を活用したアイテムなど、

環境に優しい商品。

アップサイクルなどの消費者が地球環境に

貢献できる仕組み付き商品

地域限定商品

まちおこしやふるさと納税品、

地方特産の加工品、

観光協会とのコラボ商品

食べ歩き用の軽食・ドリンク

キッチンカーで販売されないジャンルの

地元食材を含めた軽食やスイーツ、

クラフトコーヒーやハーブティーなど。

インスタ映えする見た目の商品などが良いです。

え。待って。

もうその系商品でやってんのに

売行き困ってるんだけど

…という方も、安心してください。

現商品自体に売れるストーリー要素が

足りないだけかも知れません。

例えば、手作りパンであれば、

形が不揃いで市場に出せない野菜を

利用して作った惣菜パン

と、いう見せ方や

子供にも安心して食べさせられる

生産者まで見えるパンとか

この地域のおばあちゃんが

名産品〇〇のパッケージを描きましたなど、

パンひとつにもストーリーを与えれば

あっという間に限定商品になりえます。

と、まぁこのような感じで

商品にストーリー性を持たせましょう！

(ウソはダメ✖️)

そんな感じで商品が揃ったら

マルシェに出店可能です。

後は

どんな種類のマルシェを選び、

どのように立ち回り、

どんな販売計画でいくのか。

(今回は出店の仕方なので細かく説明は端折ります)

その方法を学び出店に挑んでいる方は、

現状まだ非常に少ないという現実です。

つまるところ、

最初の出店計画がしっかり固まっていれば、

どんなものでも、

売り方次第で利益を出し続けることが

できるようになるのです。

では、ひとつひとつ簡単に紐解いていきましょう！