いつも温かいご支援、本当にありがとうございます！ KG-NINJAです。

この度、以前から頭の中で温めていた「AIによる日替わり格言ブログ」（https://kg-ninja.github.io/YU-GEKI-Gemini/）が、ついに、ついに形になりました！「毎日AIが格言を考えてブログに投稿してくれたら面白いな」というシンプルなアイデアから始まったこのプロジェクト。しかし、その道のりは想像以上に険しく、数々の「まさか！」の連続、まさに試行錯誤の日々でした。

今日は、そんな開発の舞台裏と、七転び八起きしながらも完成にこぎつけた道のりを、いつも応援してくださる皆様に、感謝を込めて少しだけご紹介させてください。

【挑戦の日々：AI格言ブログが生まれるまで】

1. AIとの初対話～APIエラーとの長い格闘～

最初の大きな壁は、格言を生成してくれるGemini APIと、私が書いたプログラム（Node.jsスクリプト）を「お話し」させることでした。プログラマーなら誰もが通るJavaScriptの構文エラー(SyntaxError)と夜な夜な睨めっこするところからスタート。それを乗り越えた！と思ったら、今度はAPIから返ってくるのは冷たい「404 Not Found（ページが見つかりません）」エラーの嵐。「これは門前払い…？」と、心が折れそうになる瞬間も一度や二度ではありませんでした。

突破口が開けたのは、APIからのエラーメッセージを詳細に表示するようにプログラムを改造した時です。ぼんやりとしていた問題の原因が、霧が晴れるように見えてきました。使用していたAPIのモデル名（gemini-1.0-proとv1 APIの組み合わせ）が、私のやりたいこと（generateContent）には使えないか、サポートされていなかったのです。公式ドキュメントを隅から隅まで読み返し、いくつかのモデルで試行錯誤を繰り返した結果…ついにgemini-1.5-flash-latestというモデルで、APIが格言を返してくれました！静かな部屋で思わず「やった！」とガッツポーズしたのは、ここだけの秘密です。

2. ブログの舞台作り～何もない更地からのスタート～

格言が手に入るようになったら、次はそれを発表する「舞台」＝ブログサイトの準備です。手軽に始められるGitHub PagesとJekyllという技術を選びましたが、ここでもまた「404」の表示が…。サイトにアクセスしても、何も表示されないのです。原因は、Jekyllサイトを形作るための基本的な設計図や骨組みとなるファイル群（サイト全体の設定ファイル_config.ymlや、各ページの見た目を決める_layoutsフォルダ、トップページとなるindex.mdなど）が、私のリポジトリには全く存在していなかったことでした。まるで、素晴らしい役者（格言）はいるのに、肝心の舞台セットも脚本もない、という状態。一つ一つ必要なファイルを作成し、サイトの土台から丁寧に作り上げていきました。

3. 自動化への長い道～GitHub Actionsとの知恵比べ～

「毎日自動で」格言を投稿するためには、GitHub Actionsという自動化の仕組みが不可欠です。しかし、この自動化の道のりもまた、一筋縄ではいきませんでした。

「立ち入り禁止！」(403エラー): まず、自動化プログラムが生成した格言をGitHubに保存しようとすると、「権限がありません（403 Forbidden）」と怒られてしまいました。これは、ワークフローファイルにリポジトリへの書き込み許可 (permissions: contents: write) を与えることで解決。
「今日は格言なし…でもエラー？」: 次に、もし何かの理由でその日に格言が生成されなかった場合、Gitが「コミットするファイルがないよ！」とエラーを出して処理が止まってしまう問題に直面。これは、実際に変更があった場合だけコミットするように、プログラムに条件分岐を加えることで、より賢く、そして安定して動くようになりました。
YAMLファイルの呪文: もちろん、設定ファイルの記述ミス（YAML構文エラー）との戦いも、開発の「お約束」としてしっかりと経験しました（苦笑）。インデント一つで動かなくなる世界の厳しさを改めて痛感しました。

4. 最後の仕上げ～こだわりの「Xで共有」ボタン～