無職の才能がない

３月で以前の仕事を終えてやめたので4月から私は、いわゆる“無職”だ。

でも、暇なわけじゃない。何もしていないわけでもない。

むしろ、ずっと何かを考えたり、作ったりしている。

だけど、それには名前がついていない。

「職業」というシールが貼れない生き方

職業欄に「会社員」「教師」「エンジニア」と書ける人は、

社会から認識されている。

でも私のやっていることは、何に分類されるのかわからない。

アイデアを練って、人に文章を書いて、なにかを作っている。

それが「仕事」かと問われると、はいとは言い切れない。

収入は安定していないし、何をやってるのかと聞かれると困る。

世の中には、無職である才能を持っている人がいる。

・実家が裕福で生活に困らない

・他人の目を気にせずマイペースで生きられる

・何もしてなくても不安にならない心

でも私は違った。

何もしていないと焦る。

生産していないと、自分の存在が揺らぐ。

これは皮肉でも逆説でもなく、ほんとうにそう思う。

「無職」として生きるには、何かを手放せる才能がいる。

名誉とか、安心とか、居場所とか。

社会の目や、他人の評価に左右されず、

“何者でもない自分”を受け入れる力が必要なのだ。

私は今も、“無名の職”を生きている。

やっていることには肩書きがない。

だけど、何かを生み出そうとしている。

それは「無職」ではない。

ただ、まだ名前が与えられていない職業なんだと思っている。

無職の才能がないの。

今も勉強中よ、魂で。

そんな気持ちで、今日も私は、名前のない仕事をしている。

名もなき仕事を「職業」に変える3つの視点

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