専門性がない私には無理だと思っていた

「Brainで稼げるようになりたいけど、私には専門性なんてないし」

そう思って、ずっと足踏みしていました。

有名な発信者の記事はどれも洗練されていて、知識も豊富で、なんだか「ちゃんとしてる」感じ。

自分の人生なんて、人にお金を出してまで読んでもらうほどの価値があるとはどうしても思えなかった。

でも思い切って「過去の自分に向けて」書いて販売した記事が、売れた。

「私も同じことで悩んでました」

「これ読んでやってみようと思えました」

そんな共感の声が届き始めた頃、気づいたことは、

「私の当たり前は、誰かの必要になるんだ」ということ。

この記事では、専門性がなくても「過去の自分」をベースにして有料記事を売る方法を、私の体験をもとにお話しします。

かつての私と同じように、自信が持てずに一歩踏み出せない人の背中を押せたら嬉しいです。

「過去の自分」に向けて書いたら、売れた

私が最初に売れた記事は、「数ヶ月前の自分に読ませてあげたかったこと」を書いたものでした。

内容は、在宅ワークを始める時に調べても分からなかったことや、

失敗しながら身につけていったリアルな経験。

どれも特別なスキルじゃないし、専門的な話でもありません。

でも、それを読んだ方から、

「まさに知りたかった情報でした」

「これを読んで一歩踏み出せました」

という反応が届くようになった。

そのとき、はっきり分かりました。

自分では「当たり前」とか、「つまらない」と思っていた経験が、まだその段階にいない誰かにとっては価値になるんだ、と。

Brainで売れるものって、何も「すごい知識」や「高度なスキル」だけじゃない。

むしろ、少し前の自分がつまずいたことや悩んでいたことの方が、心に響くし、共感されやすい。

だから私は、「誰かのために書く」のではなく、「過去の自分のために書く」というスタンスを大事にしています。

それが結果として、誰かのためになるから。

売れる記事は「等身大」×「具体性」

「どうしたら有料記事が売れるのか？」と悩むことは多いですよね。

その度に思うのは、無理してすごく見せようとしないことが一番大切だということ。

なぜなら、顔も経歴も知らない人が読むものだからこそ、「等身大」＝「信頼感」になるからです。

私は等身大のままで、

・何に悩んでいたのか

・どう調べて、どう動いたのか

・そのときの気持ちはどうだったか

このようなことをできるだけ具体的に書いています。

例えば、

「仕事が取れなくて落ち込んだ」じゃなくて、

「クラウドソーシングで5件応募して全部落ちて、何がダメだったのか1時間くらい検索して自己嫌悪になった」みたいに。

読む人は、「あ、この人もそんな時期があったんだ」とホッとします。

そして「じゃあ自分もやってみようかな？」と前を向いてくれる。

有料記事で求められているのは、完璧な成功者の話よりも、ちょっと先を歩いている人の話なのです。

だからこそ、

「等身大」×「具体性」が伝わる記事が、売れるのだと思っています。

売れた記事の共通点と型

「じゃあ、実際に売れた記事ってどんな内容だったの？」

そんな声にお応えして、私が実際に売れた記事を振り返ってみました。

共通していたのは、「ストーリー＋学び」の構成です。

売れた有料記事の共通点

・「過去の自分」に向けて書いていた

→ 数年前の自分が検索してそうなタイトルをつけて、当時の自分が欲しかった情報を、優しく届ける感覚。

・ストーリーから入っている

→「こういう経験をして、こんな風に悩んでいた」から始まると、読者が感情移入しやすくなる。

・「今の読者の悩み」にリンクする具体的な行動やアイディアを出す

→ 経験談で終わらず、読者の「明日やること」が見えるようにする。

・シンプルな構成で読みやすい

→ 長すぎず、見出しごとに話が整理されていて、スクロールのストレスがない。

私がよく使っている有料記事の「型」

①はじめに

自分が抱えていた悩みやテーマの問題提起

②背景・きっかけ

なぜそのテーマに向き合うようになったのか

③試行錯誤・行動

実際にやってみたことと、その過程での気づき

④結果と変化

どう変わったか、何が得られたか

⑤今、同じ悩みを持つ人へ

読者に向けたアドバイスやエール

⑥まとめ or 有料部分へ誘導

無料部分のまとめ、または有料に続く導線

自分の「過去の棚卸し」ワーク

「過去の自分に向けて書くのがいい」と言われても、どの過去を切り取ればいいのか分からない、そんな人も多いと思います。

そこで私が実際にやって効果的だった、「過去の棚卸しワーク」を紹介します。

これをやることで、あなたの記事が誰かの役に立つ具体的なテーマに変わっていきます。