今回の手法は、騰落レシオという指標を使用して日経平均株価のトレードをする手法です。比較的シンプルな手法で、長期トレードトレード専用です。

また、今回は時間決済を利益確定に使用します。

株価の上昇、暴落をニュースで見聞きしますが、この指標を一日1回観察することで、皆さんのトレードの助けとなりますよ

騰落レシオについて解説

では、まず騰落レシオについて解説します。

騰落レシオとは、市場の過熱感や弱さを見る指標です。

一定期間の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った比率となります。

見方としては、数値が高いと買われすぎ。

逆に、数値が低いと売られすぎと判断でき、相場の体温計とも呼ばれています。

例えば騰落レシオ７０で買い注文を入れ、１２０で売り注文を日経平均株価でいれたとします。

以下のチャートのようになります。

緑の線が騰落レシオです。チャートは日経平均となります。

チャートの参考URLはこちら

見た感じは簡単に勝つことができています。

騰落レシオの弱点

そんなに簡単なら騰落レシオを見て売買してみよう。とやってみますが

単に騰落レシオの上下で機械的にトレードするとマイナスになることもよくあります。

例えば、長期相場が上昇トレンドの場合騰落レシオが高い数字、例えば１２０でもさらに相場は価格を上げ続けます。70以下になっても決済のサインとして役にたちません。

また、相場下落時は騰落レシオを７０で買い、120で売ってもこれまた意味がないのです。

チャートを参照くださいませ。

さらに、また、株価上昇後の騰落レシオは、その高値圏で再度アップダウンがはじまるため、うまく機能できないこともあります。

今回はその弱点をうまくカバーした手法となっております。

今回の手法は、騰落レシオの設定数値そして、

決済タイミングが肝となります。

これまでよくあった手法は、騰落レシオが○○以下で買い。（例えば70）

○○以上（例えば１２０）で売り。このような手法でした。

この数値依存の手法の弱点は、いつまでたっても売るタイミングがこない。騰落レシオが過熱するタイミングがなかなかこない。。。

ということが多々あり、それを待っているうちに、日経が下落してしまう。。。

という弱点がありました。

また先述したように上昇相場や下落相場では通用しません。

改善点は、騰落レシオの数値をさらに厳しく。そして決済を時間決済とする。というところです。

今回はこのような弱点を一切排除した手法となります。

前置きが長くなりましたね。。。。

では、続きをご覧ください。