タイトルにあるように先月（2018年2月）、1ヶ月間工場でアルバイトをやってみました。結論から言ってかなりキツかったです！(笑)

勤務は週5の基本8時間で朝8時から17時で残業ありという契約でした。残業は平均1時間/日くらい。

普段筋トレで鍛えていても結構大変でした💦

今回はそんな仕事をやってみて気づいた事を”３つに分けて”書いていきます。

悪かった事

とにかく疲れで毎日何もできない！

僕が仕事をしたのは製造ラインで60秒で自分の工程をこなすというものでした。

その仕事は60秒でひたすらネジを締める作業です。

ギリギリでちょー急いで作業をして、こなせるもので、

毎回毎回「もうむり～」と思っていたら、次のものが流れてくる。

そんな事を8時間超も繰り返しやるのです。

帰宅したらもちろん疲労困憊お風呂に入って椅子に座ったらもうねむい💤。

平日はただ仕事して終わりという日々でした。

本を読んだり、自分の趣味は全くできませんでした。浸かれで眠いのです。

こんな風に毎日、「仕事」→「風呂」→「睡眠」→「仕事」

だけをやっているとだんだん思考力も落ちてくるのかなぁと感じました。

次の職に繋がらない

これはこの仕事をやるべきでは無いなと感じた一番大きな部分ですが、

このただネジを締めるだけの作業は次の職に繋がらないのです。

仕事は先輩に教わった仕事をそのままこなすだけ。

すでに車を製造するためのベストな作業方法が確立されており、

考える必要はありませんでした。

脳の思考スイッチを切って、ただ60秒という時間の中で決まった作業をやる。

始めは考えて作業するのですが、次第に体が作業を覚えてくるのです。

これの繰り返しなのです。

ですので、もちろんその仕事ができるようになったところで、

もし僕がインターンか別のバイトに就いた時にはまったく役にたたないスキルとなるのです。

仕事は、問題に直面して、どう解決しようか必死に考えて、

それを乗り越える事で自分のものになっていくと思います。

それがないこの仕事はやるべきではありません。

自給が良くても、スキルが付かないのでそれ以上は収入を上げることができません。

手が痛くなる。ばね指になる。

作業はインパクトドライバーといって、

電動ドライバーのような工具を使ってボルトをひたすら締めるのですが、

この作業を8時間もやってると指の筋肉が固まってくるんです。

こわばるというか、次の日の朝は手をグーにできないほど。

洗面器に湯を溜めて、手をつけ筋肉と血行をよくするところから朝は始まります。

僕は休憩時間にも指を曲げたり延ばしたりしてストレッチしてたので、

この仕事が終わって2週間程度で治ったのですが、それでもひどい症状でした。

ばね指とは？

「ばね指（弾発指）」指は腱によって曲げ伸ばしをすることができます。手を握ったりする強い力を発揮する筋肉は前腕にありその力を腱が伝えます。その通り道で指を曲げる屈筋腱が浮き上がらないように押さえているのが靱帯性腱鞘（じんたいせいけんしょう）と呼ばれるものです。

良かった事

そんなキツい仕事でもよかったところもありました。

それは人が温かい。団結力が高い。という事です。

そこで仕事をしている人は期間従業員か派遣社員のひとが多く、あなた何か事情がありそうな方々でした。

しかし、それとは裏腹にあなた人柄は優しく、

僕が60秒の作業に遅れていたらたまに補助していただきました。

上司も「キツくて大変だろうけど今日も頑張ってね！」と毎日僕に行ってくれました。

そんな中、仕事をしていて少し不思議に感じた事があります。

彼らはよく「早く仕事終わって帰りたいね！」と仰ってました。

僕は、給料が欲しいという事と早く帰りたいという事、矛盾してね？

とか思いながらも、あったかく接していただいたので、まぁ良しとして、

人間関係的な部分で仕事はやりやすかったです。

それでもやるとしたら？

時期は寒い1～2月が良い

朝は寒いですが、仕事してると暑くなるからです。

冬だと工場内も一応暖房が付いています。しかし工場が大きいと全くきかないです。

作業してても暑くなってくるので、僕はマイナス気温の日でも半袖の上に

作業服という感じでやっていました。

多分夏だとめちゃめちゃ暑いと思います。（代わりに痩せます）

夏は熱中症になる人も多いと仕事場の方も言ってたので。。。