元・国内最高級スパ内サロンにて指名率No.1を保持していた男性セラピスト、

上場企業が運営する整体院にて半年間分のノルマをわずか2ヶ月間で達成した実績を持つ一流の整体師が、

野球肩の即時改善の裏ワザを一挙大公開致します。

皆さんこんにちは。スポーツコンディショニングトレーナーの山巻です。

今回のセミナーは『四・五十肩野球肩即時改善講座』とタイトルをつけさせて頂きました。

私のもとには日々、様々な症状を抱えたクライアントが来院されます。

今回はその中で『四・五十肩、野球肩』の即時改善方法についてお話したいと思います。

■本講座の概要

本講座は、数年後に開設する整体師育成スクールのテキストの内容を一部先行的に外部向けにまとめたものです。

一般的に広く公開されている講座の内容とは違い、その場凌ぎの補完的な改善方法ではなく、再現できると確信した即時改善方法をお伝えします。

■他の講座と何が違うのか

・痛み止め服用などの補完的な処置ではなく、施術による即時改善の方法をお伝えします。

・施術のみで完結させるのではなく、セルフケアを視野に入れたクライアントへの効果的なアドバイスをお伝えします。

・実際に現場で使っている技術なので、すぐに応用可能です

■四・五十肩、野球肩のメカニズム

そもそも四十肩、五十肩、野球肩を並列としている理由について解説しましょう。

これらの肩の異常がどのようにして生じるかを先に解説します。

野球肩はその名の通り、野球選手に多く見られる症状ですが、主に投球時に肩関節に痛みが生じます。

原理としては、投球の動作で動員される大・小胸筋の緊張が持続することで鎖骨が下方にずれ、肩関節の動きが悪くなることが原因で起こります。

ここで抑えていただきたいポイントが以下の通りです。

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【超重要⭐︎2ポイント】

①大・小胸筋の緊張

②鎖骨が下方にずれる

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この2つの症状が発生すると、肩関節に痛みと、動きに制限が生じます。

症状が発生する経緯は違えど、四十肩も五十肩も同じメカニズムで生じるのです。

また、四十肩と五十肩で症状に違いはなく、クライアントの年齢が40代か50代かでその呼び名が変わるというだけです。

四十肩、五十肩が生じる経緯として多いケースは、クライアントが長時間のデスクワークや車の運転、荷物を持ち上げる動作が多い仕事をしていることです。

つまり、日常的に大・小胸筋の緊張が起こりやすいことが症状の発生に起因しています。

こうして起こった大・小胸筋の緊張により、鎖骨の下降が起こることで、四十肩や五十肩が生じます。

このメカニズムで発生する肩の異常が、野球選手に限った症状ではないことがお分かりいただけるかと思います。

今回は四十肩、五十肩、野球肩の改善について動画付きで講義致します。

■講座の具体的なカリキュラム

１．四・五十肩、野球肩とは

２．四・五十肩、野球肩改善において関連する部位

３．改善事例

４．四・五十肩、野球肩の改善方法

　(1)手関節調整

　(2)肩関節調整

５．セルフケアのアドバイス

６．最後に

これらを具体的に、実践動画付きで解説していきます。

動画の方が内容が入ってきやすいと思いますので、ぜひそちらをご視聴下さい。

１．四・五十肩、野球肩とは

四十肩、五十肩、野球肩のメカニズムについては前述した通りですが、具体的な改善方法に移る前に、再発防止の為も兼ねて、もう少し深く掘り下げていきましょう。

【四・五十肩】

先ほど、四・五十肩が生じる原因としてデスクワークを例の一つに挙げましたが、デスクワークをしている時の状況を想像してみましょう。

朝9時から夜18時までパソコンの前でキーボードを操作している。

この状態だと、どこの筋肉が緊張してくるかを考えます。

キーボードを操作するために、身体の前側に常に配置される両手。

この時に緊張する筋肉は、大・小胸筋、鎖骨下筋などの胸の筋肉です。

これらの筋肉は鎖骨にかけて付着しているので、長時間に渡って緊張・収縮すると、鎖骨は下方にずれてしまいます。

これによって四十肩、五十肩が生じます。

【野球肩】

野球肩が生じる経緯について、先ほどの内容に加えて解説していきます。

野球肩は投球動作により生じやすい症状ではありますが、実は正しい投球動作を行っていれば生じるリスクは高くありません。

野球には「ゼロポジション」という、投球動作における、腕を通過させるべき位置があります。

「ゼロポジション」は肩甲骨にある肩甲棘という部位と、上腕骨が一直線になるポイントを指します。

そして、動作の中で脱力させる範囲もある程度決まっています。

これらを無視した投球動作では野球肩を生じさせやすいのです。

施術による痛みの改善は重要ですが、野球選手の場合、再発防止の為にはフォームの見直しも視野に入れておく必要があります。

場合によっては日々の練習に影響が出るので、監督への相談も必要になることも留意しておきましょう。

また、施術によって痛みが改善された後、痛みの有無を確認するにあたって、ボールを持って投球動作を試すかどうかで痛みの有無は変わります。

ボール無しで投球動作をした時に痛みが出なかったとしても、ボールの重さが加わった時に痛みが出る可能性があるので、施術後はそこまでチェックしましょう。

もうひとつ注意点としては、痛みが生じた選手が整形外科に行った場合です。

整形外科は、主に骨に異常があるかを診断する機関なので、筋肉の緊張が原因で生じている痛みに関しては痛み止めなどの補完的な処置、もしくは手術が必要であると診断をするケースが多いです。

関節唇損傷と診断されることもありますが、実際は損傷していなかったというケースもあるので、今お話しした内容をクライアントに説明してあげると、今後痛みが出た時に

適切な対処をできるでしょう。

２．野球肩改善において関連する部位

次に、野球肩を改善させる上で、ケアが必要な筋肉と骨を列挙していきましょう。