「ねえ、最近の生活はどう？」

「なんかいいことあった？」

こんな質問、よく聞くよね。すごい抽象的だけど、日常会話の定番みたいなもん。

先日、久しぶりに会った友人とスタバでコーヒーを飲んでた。ラテの泡がまだ残ってるカップを前に、友人が突然そんな話題を振ってきたわけ。

「えっ、そういう話？」って内心びっくりしちゃって。こういった問いかけにはいつも考えさせられるんだよね。というか正直、答えに困る。笑

心の中では「もっとフランクに行こうよ」って思ってるんだけど、なんとなく付き合わなきゃいけない空気もあるし。

ちょっと驚いた表情を浮かべながらも、会話をなんとなく続けることにした。

「うーん、正直なところ最近ちょっと迷ってるかも。仕事も家庭も、どっちもうまくいってない感じがするんだよね。」

とりあえず適当に繋いでみる。笑

これが大人の対応ってやつかな？

すると友人も「わかるわぁ。私も同じこと思ってた。職場での人間関係とか、自分のやりたいこととか、プライベートとか何が大事なのかわからなくなっちゃって」

へぇ、意外と深刻な話しになってきたな。

ふむふむ。

「そう、それ！自分がやりたいことって何なのか、っていうのも考えちゃうよね。そして、なんだかんだでストレスもたまるし……」

「でもさ、考えてみたんだけど、自分の行動ってどうやって決まるんだろう？何か変えるためにはどうしたらいいんだろう？」

ここで友人が言ったこの質問、これが今回の核心だったんだよね。

考えてみると、確かにそうなんだよ。改まって考えると、奥が深いというか奥行きがあるというかね。実際に半分も進めていないなぁ…って感じ。

もっと立体的に考えるようにしないといけないかも。なんて思いながら、会話は続いていった。

それなりにトークを続けてたけど、なんだか潜在的な部分が見えてきてハッとした。

自分の生活や幸福を改善するために、具体的にどうすればいいのか。それがわからないことが多い。日々の忙しさに追われて、本当に自分が求めているものを見失いがちだよね。

「選択っていうのはそのときの自分の気持ちや状況によるんじゃないかな？」とか「直面してる問題に対して、一番いい選択ってのはそのときの感じ方によるんじゃないかな？」とか、いろいろ考えちゃうわけよ。

でも、自分の本当の願望や目標って……。なかなか見つけづらいような気がする。まるで霧の中を歩いてるみたいな感じ？

そんな中で少しだけ時間を取って、自分の今の気持ちややりたいことを考えるようにしてるんだ。それで少しずつ、自分が何をしたいのか、何が大切なのか見えてくる気がする。

自分と向き合う時間を持つのは大事なのに、みんなやっていないのが現状よね。これはこれで実際いいアイデアだよ。忙しさに埋もれないで、ちょっとした「自分時間」を作るってことね。

他の人の意見や経験を聞いてみるのもいいと思う。例えば私たちは今こうして話してるけど、お互いの気持ちや考え方を共有することで、新しい視点が得られるかもしれない。

一人で悩むよりも誰かと話すほうがいろんな考えが出てくるから、自分の中で整理しやすくなる。それに、話してるうちに「あ、こんなこと考えてたんだ」って気づくこともあるしね。

結局、その日の会話で行き着いた結論は、「自分の行動を決定するためには、自分と向き合い、他の人と話し合うことが大切」ってことだった。

はい、ここね。ここがポイント！

新しい一歩を踏み出した瞬間、これが本書のスタートです。まさに「アハ体験」ってやつだね。

現代社会で直面する多くの問題に対して、どう向き合い改善していくか。自分の気持ちに正直に向き合い、他者とのコミュニケーションを大切にすることで、新たな視点や解決策が見えてくる。これ、すごく大事なこと。

ここを起点にしてカタカタとキーボードを叩いてパソコンと向き合っていると、3つの理論に行きつきました。「もっと早く教えてくれよ！」って思ったけど今からでも遅くないよね？人生いつだって遅すぎることはない。

その3つの理論とは、選択理論、外的コントロール理論、内的コントロール理論です。読んでくれている読者さま、フォロワーさまは聞いたことありますか？

ちょっと難しそうな名前だけど、実は私たちの日常生活にすごく関係している。

僕は今まで聞いたことがなかったから、まさに目からウロコだった。

「へぇ〜、こんな考え方があったんだ！」って感じ。

はい

ってことで、目次に入っていきます。みなさん、準備はいいですか？長い旅になりますよ〜。

目次

1.選択理論とは何か

2.外的コントロール理論の問題点

　外的刺激と反応

　条件付け

　古典的条件付け

　オペラント条件付け

　実生活への応用

3.内的コントロール理論の力

　内的動機づけ

　自己効力感（Self-Efficacy）

　自己調整

　選択理論との比較

　実生活への応用

4.日常生活での応用方法

5.成功事例

6.まとめ

深呼吸して、一緒に学んでいきましょう！

1.選択理論とは何か

選択理論って知ってる？

小学生に言われたらなんて答える？たぶん多くの大人達は答えられないでしょう。「えっと...選択するための理論...かな？」なんて曖昧な返事をしちゃいそうだよね。でも実は、これすごく奥が深い。

ちょっと難しい話しになるけど、頑張ってついてきてね。