はじめに

突然ですが、あなたはノートの隅に絵をラクガキするタイプですか？

そのラクガキ、もしかしたら稼げるかもしれません！

こんにちは、フリーランスでイラストレーターをしている時々雨と申します。

6年前、私は絵を描くのが好きなだけの、時々パートに出る普通の田舎の主婦でした。

それまでイラストやデザイン関係の仕事をしたことは一度もありませんでしたし、今どきのデジタルイラストは描けず、全部手描きのアナログイラストしか描けませんでした。

そんな私がストックサイトを知り、気軽に投稿を始めたことで、人生が大きく変わっていきました。

6年後の現在、ストックイラストで月10万前後を安定して稼ぎ、クライアント様からの依頼も受けながらイラストレーターとして活動しています。

この記事は、未経験で実績もなく、SNSで宣伝するわけでもなく（しかも若くもなく！）、パソコン一台で始めた私のストックイラストの足跡を元にまとめました。

この記事はこんな疑問を持つ方に向けた記事です。

これ全部、6年前の私が思っていたことです。

その頃はストックイラストのやり方に関しての情報があまりなかったので試行錯誤しながら独学していきました。

この記事は、あの時これがあったら助かっただろうな、と思いながら書いています。

逆に、こんな方には不向きな記事です。

私がやっているストックイラストは残念ながら、苦労しないで稼げるとか、不労所得になるとか、あっという間に○○円！とか、そういう副業ではありません。

コツコツと地道に継続していくと、だんだんと安定した副業になっていきますよ、というお話です。

これは私の6年間のストックイラストでの収益の変遷です。

この3年間は安定して年間100万以上の収益を出していますが、最初の1年間は5万円/年いきませんでした。

これは、私が右も左もわからないでやっていたせいも大きいのですが、そもそもストックサイトでのダウンロードは単価が低いので、ある程度登録数が増えなければまとまった金額になりません。

なので、すでに知名度がある人やSNSが得意で集客ができる人は、自サイトや自ショップで販売したほうが効率的だと思います。

ここでは、「経験も知識もないけどイラスト売ってみたい」「アナログしか描けない（もしくはアナログを描きたい）」「イラストレーターなりたいけどどうすればいいのかわからない」「家でやれる副業ないかな」という方のために、最初の一歩から丁寧に解説していきます。

なお、デジタルイラストが得意、すでにストックイラストを始めている、という方はこの第一部を飛ばして第二部「各ストックサイトの特徴まとめ」第三部「ストックイラスト　売れるための小技集」がおすすめです。

ストックサイトとは

写真やイラスト、動画、テンプレートなどの作品をクリエイターが投稿し、ダウンロード購入されると収益の一部がクリエイターに支払われる仕組みのサイトです。

クリエイター登録はほとんどの場合無料です。

が、作品ごとに審査があり、審査に通らないと販売できません。

ここでイラストを中心に投稿し、収入を得るのがストックイラスト。

ストックイラストのメリットを以下にまとめてみました。

逆にデメリットはというと、最初はなかなか稼げないことです。