こんばんは。矢内綾乃です。

今回は、いくつか営んでいる事業の中から、エンジニア支援についてお伝えしたいと思います。

エンジニア支援とは何かと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、正社員、派遣社員、フリーランス(業務委託・個人事業主)になりたい方に対して、将来から見てどの働き方がベストなのか相談に乗ったり、具体的に転職したい場合はスキルシートの作成や案件紹介などを行ったりしています。

そのエンジニア支援の一環として、2ヶ月に1回のペースで、既にエンジニアとして活躍している方、これからフリーランスになりたい方や未経験だけどエンジニアに興味がある方を対象として、エンジニア交流会を企画しています。

その中で、フリーランスは正社員と何が違うのか？どういう働き方をするのか？などといったご質問をいただく機会が多いため、お役に立てればと思い、一部お話ししたいと思います。

大きく変わるのは「立ち位置」

フリーランス（個人事業主）になった場合、会社員のときに比べて大きく変わるのは、自身の立ち位置です。

フリーランスのエンジニア自身は「商品」と捉えることができます。

例えばの話ですが、スーパーで果物の「りんご」を購入した際に、5個入りのはずが4個しか入っていなかったとしたら、許せるでしょうか。

クレームものですよね。

これは、業務委託として契約を結ぶ会社から見て、個人事業主であるエンジニアに対して、依頼した成果物のうち一つでも欠けていたとしたらクレームなどの大きな問題になるのと同義です。

採用時に〇〇のスキルがあって、△△のできるとうたっていたが、雇用した後に仕事を任せてみれば、実はそれができなかった。

担当営業が勤勉で元気な方ですと「自分」を紹介していたが、雇用した後に仕事を任せてみれば、実は体調不良による当日欠勤が多かった。

会社員（正社員）であれば、スキル不足や欠勤が原因で、会社側がその人をクビにはしづらいため、指導や異動として対応され、雇用は継続します。

しかし、フリーランス（個人事業主）の場合は、取引先・お客様先が契約を破棄することができます。