１日４８時間になったら、何をしますか？

こんにちわ、ユウキです。

今日は

「時間がなくて、お気に入りのラーメンを食べに行けなかった・・・」

「時間が取れないから、家族で出かける日程を変えた・・・」

「時間があったら、仕事が全部終わったのに・・・」

こんな悩みを抱えている方にお勧めです。

想像してみてください。

1日が48時間になったらどうしますか？

好きなラーメンを食べに行きますか。

家族で出かける日程が確保できますか。

仕事は全部終わりますか。

残念ながら、1日48時間になっても今と悩みは変わりません。

なぜなら

「時間への認識が根本的に誤っているから」です

この記事では時間に対してあなたの歪みを直し、自分の時間を取り戻す。

そのために書きました。

この記事を書いている僕ですが、

子供6人を育てながら会社で部門長をしています。

ほかにもコーチングやコミュニティ運営なども行っており、ほかの人よりは時間への対策を徹底してきたと思います。

僕の今まで行ってきたことがあなたのお役に立てたらと思いますので、よろしくお願いします。

目次

１，長時間の仕事はなぜいけないのか？

２，時間がなぜ「無い」と感じるのか？

３，自分の時間を取り戻すための基本

４，今日から使える仕事術

１，長時間の仕事はなぜ、いけないのか？

健康に悪いだけでなく、心を病むからです。

まずデータですが、

日本人の平均通勤時間は39分、

往復1時間19分です。（総務省：社会生活基本調査）

あなたなはどうですか。

労働時間は9時間、

移動で1時間39分、

睡眠で8時間、過ごしたらあなたの時間は「約5時間」

食事や入浴といった時間を引いたら実質「３時間未満」になりませんか。

あなたのやりたいことは3時間でいいのですか。

日本では多くの会社がまだ拘束9時間、

移動で1時間39分をかけています。

人間はそもそもこんなにも働けるのでしょうか。

その答えは、

「No」です。

僕たちの祖先が森で暮らしてころの労働時間（狩猟採集）は

6時間以下です。

僕たちの体や脳は、ジャングルで暮らしていたころと大差ありません。

つまり、

スペック以上のことをさせているのが今の働き方です。

それは壊れますよね。

ほかにも

スウェーデンのウメオ大学が行った研究だと、

夫の通勤時間が45分を超えると、

夫婦関係が悪くなり離婚率が40％にあがるようです。

ここから分かるように、労働時間が長いことや通勤時間が長いことは、

あなたの体や心に悪影響を与えるだけでなく、

周囲との人間関係まで壊していきます。

そうはいっても、

急に会社を変えられないと思ったかもしれません。

その会社にいることはあなたにとって未来があるでしょうか。

経済学者のブルーノ・フライ博士は

「長時間通勤のストレスは年収が40％上がらないと釣り合わない」

と話しています。

長時間の労働・通勤を我慢してまで、

その会社にいる意味はあるのでしょうか。

僕があると判断できるのは、

その会社であなたのやりたいことがあり、

かつ収入があげられる可能性を感じている場合です。

素晴らしい商品やサービスを作っており、

そこに自分がいられることが心から嬉しく思う。

このような場合は、例外かもしれないですが、

長時間労働が体に及ぼす影響を考えると一度真剣に考えてみるのはいかがでしょうか。

２，どうして時間がないと感じるのか

時間がないという感覚は

「焦り」「不安」を生みます。

この焦りや不安によって、

時間がないと錯覚するのです。

忙しい、時間がないと思うだけで

「現在」に意識が向かずに、

「まだ起きていない未来」や「すでに終わってしまった過去」に

意識が向かってしまい、集中ができなくなることが分かっています。

体の中では焦りや不安を感じると、

体内でコルチゾールというストレスホルモンが出ます。

このホルモンは脈拍や心拍、

呼吸数の上昇を引き起こします。

スポーツでいうと試合の直前のような状態です。

コルチゾールは短期的には、

目の前の課題を乗り越えるためのエネルギーに使えますが、

長期的に出ると、

「疲労感」

「頭痛」

「朝に起きれない」

といったことが起きます。

つまり、

「忙しい」「時間がない」と思うたびに、

目の前のことに集中できず、

仕事が終わらない。

仕事が終わらないと焦りや不安を感じ、

疲労感が蓄積して体を壊していくというループに入ります。

僕も仕事を始めたころは始発で出て、

終電で帰るということがありました。

正直、記憶に残っていないぐらい消耗していたと思います。

楽しかったことも記憶にほとんどありません。

それも黙って耐えるのが仕事だと一部の時代遅れの人は言うかもしれませんが、

人の体を壊してもやらなくてはいけない仕事ならやらないほうがいい。

心から思います。

ここで覚えておいてほしいのは、

「時間がない」は焦りや不安なら生じるものであるということです。

つまり、時間術と呼ばれるものは「不安対策」ともいえるのです。

ここからは、

時間を最大限生かす方法と今からできる不安対策をお伝えしていきます。

３，自分の時間を取り戻すための基本

＜サラリーマンの現実＞

厳しいかもしれませんが、

サラリーマンには時間はありません。

この理由は、

サラリーマンは時間を切り売りして対価として報酬を得るからです。

要するに

「1日8時間、週5日働くから代わりに、お金を頂戴ね」という契約が雇用契約です。

成果主義の個人事業主はここには含まないのは、

「お金＝成果」のことで、

成果が０ならお金も０となるからです。

「なんであいつと俺が同じ給料なんだ」

の答えは

「お互い時間を対価にしてお金をもらう」からです。

つまり、

サラリーマンの世界でお金を増やそうと思ったら長時間労働になるのは、

お金が時間の対価だからです。

＜時間を売るしかないのか＞

サラリーマンが時間を切り売りしなければいけないというのは、

理解できたかとはお思います。

では、会社員は稼げないのか？

会社でもお金を稼ぐことはできます。

それは「役職に就く」ことです。

要するに

責任ある立場に上がってしまえば、労働時間以上に成果を出すことはできます。

仮に1時間に10,000円稼ぐ社員と

1時間に人を使って100,000円稼ぐ人がいたら、

人を使うほうが成果は高くなります。

部下が現場で稼ぎ、

上司は稼いだお金で会社に利益を残し、分配する。

このポジションになってしまえば、

同じ8時間の労働でも一般職以上に稼げます。

中小企業のNo2、3なら

年収ベース600万円ほどで

上場企業ならば1,000万円は超えます。

同じ8時間の時給に直すなら一般社員は時給1,000～1,200円、

幹部社員は5,000円となれば、暮らしの豊かさは違います。

「会社でそこまでいければいいけど、

実際はそこまでいけないじゃないか・・・」

という方のために朗報です。

確かに大企業なら社員数10,000人によるレースですが、

中小企業なら100人ほどのレースです。

更に朗報です。

社会人は1日なんと６分しか勉強しないという事実。

つまり、

あなたがやる気を少し出して毎日30分ずつでも勉強し、

会社に貢献できるスキルや知識を身に着けたら役職がつくのは余裕です。

僕も1日の勉強時間は１時間は確保しているので、

会社の幹部社員になることができました。もちろん収入も1.5倍になってます。

飲み会に行かず、

自分の時間を確保することで稼ぐことができたら、

チャンスが増えます。

ビジネスの基本は

「相手の悩みを解決すること」

つまり、

会社の「困ったな」を解決できる人材になれれば、

自然と収入は増えます。

この後紹介する時間術は、

この記事を読み終えた後にすぐに使えるものから、

長期的な効果を期待できるものまで用意しましたので、

ぜひ試してもらえたらと思います。

４，今日から使える仕事術

①マルチタスクからシングルタスクへ切り替える

一番の基本は

「一つのことに集中すること」です。

現在の科学では、

シングルタスクが最強です。

例えば、

先ほどコルチゾールが出ることで疲労感がたまり、

朝に起きれないことがあるといいましたが、

実はここだけの話。。。続きがあるのです。

コルチゾールが慢性的にでると、

脳の記憶をつかさどる海馬が壊れ、

記憶力が低下します。

記憶力の低下は

「新しいことへのチャレンジ」の機会を奪い、

収入増加の機会を失うことになりますので対応が必要です。

その対応の一つが

「一つのことに集中する」ことなんです。

人間はもともと複数のことができるようには設計されていません。

仕事ができる人は多くの仕事をやっているように見えますが、逆です。

本当にできるビジネスパーソンは、

「やることを減らしています」

例を挙げると、

フェイスブックCEOのマークザッカーバーグは

週の労働時間は50～60時間と公言してます。

僕らがいきなりそれをやるのは無理でも、そこに近づける必要性は理解してもらえるかと思います。

では、具体的にどうするか。

答えは、「複数のことを同時にやらない。」

どれだけ忙しくても一つのことを片付けたら次、

一つ片づけたら次。

このように進めていくことを強くお勧めします。

一つの作業を行っている間に違う仕事が来たらメモを取り、

まずは目の前のことを片付ける。

これが最速の時間術の基本です。